最終回
いよいよ最終回のあらすじ感想となりました。
夏輝は島尾を救えるか?
前10話では貝塚の復讐がはじまりました。
貝塚は、以前に、島尾から足を撃たれ、
不自由の身となり、恨んでいたのだ。
島尾の足を撃ち、遊園地の近くの倉庫に監禁する。
島尾は逆さ吊りとされ、手錠かけられ、頭と足から血を流していた。
呼び出されたコスモ遊園地で
佐原夏輝(佐藤健)は、貝塚剛久(及川光博)と対峙する。
選択を迫られるのだ。
・近くの倉庫にいる父親・島尾を助けるか
・爆弾を仕掛けた遊覧車へ行き、数千人の観客を助けるか
その起爆スイッチを持っているのを見せつける
ここで10話は終っております。
夏輝は、
息子としての使命感か
刑事としての使命感か
迷うのです
貝塚がスイッチを押した
5分で爆発する
夏輝は観覧車に走った。
保守用階段を昇り、爆弾見つけるも
解除方法が分からない
稲木に電話して聞く
稲木は、夏輝がアトラクションで遊んでいると思っている
が教えてくれたスイッチを押すも止まらない
ついに時間切れとなり
爆発・・・小さな音だ
スイッチの下にスマホがあり
この爆弾はニセモノであり
島尾明村(渡部篤郎)につけた爆弾の
起動スイッチである、という
島尾の爆弾が起動したことになる
夏輝は倉庫に向け走り出す
時限爆弾はあと15分である。
貝塚は、ここまでは譜面どおりだと、ほくそ笑む
そして
ステッキで島尾をこずき、叩き、痛めつけるのでした。
前田瞳(忽那汐里)に貝塚から電話が入る
URLを教えられる。
そのURLを開くとパソコンに
島尾の逆さ吊りになっている姿が写し出された
驚く瞳はその場にしゃがみこむ。
鍵山班は緊急事態を知り
場所を探すのに躍起となる。
島尾は、
来るな、来るなとつぶやく
夏輝の身を案じているのだ。
夏輝はコスモ・スターダスト・アドベンチャーに着くと
奥へ走る
ついに島尾を見つける
近寄るも、止め方が分からない
あと8分だ
貝塚は、離れたところから、画像を見てニヤリとしている。
鍵山班も心配しながら見ている
まだどこの遊園地か、場所が分からない。
島尾は、夏輝に
「帰れ」という
夏輝はいなくなり、
ガラスのカケラ片を持って戻る
それでロープを切った
島尾は床に降ろされた
夏輝は稲木に電話し、解除の仕方を聞く
が教えてもらう途中で、スマホは電池切れとなる。
あと4分
鍵山班に他部所から
コスモ遊園地で爆弾騒ぎと情報が入る。
場所はコスモと分かった。
現場に急ぎ向かう
夏輝はガラス片で爆弾装置の蓋を開けようと懸命
島尾は
「おしゃれ、まだかよ」と煩い
うるさくて集中できない夏輝
ふざけてる時ではありませんね。
あと2分
蓋開いた
あと1分30秒
赤と青の線がある
迷う夏輝は、ガラス片を島尾に渡す
自分で切れ、と
島尾は切った、赤い方だ
鈍い音がして銃弾が飛び出した
夏輝の腹部に当たった
血に染まり倒れる夏輝
向かっている車内で見ている鍵山班から、思わず声が
「ジュニア、ジュニア、佐原さん」
笑い声とともに貝塚が現れる
島尾は、悔しさで泣き顔である
「子供をその手で殺しましたね、その顔が見たかったんです」
貝塚は言う
夏輝が動く
貝塚は銃を夏輝に向け、とどめを刺そうとした
島尾「やめろ」と飛び込む
「ダーン」
銃は発射されていた
島尾が倒れる
貝塚はまた銃を向ける
「それだよ、殺すには最高だ」
夏輝は懸命に起き
島尾の爆弾に近づき
青の線を切る
また鈍い音がして
弾が飛び出た
それは貝塚に当たったのだ
貝塚は倒れ、ナイフを取り出し
自分の首に当て
「フィナーレに花を添えてあげましょう」
と切るのだ。
夏輝は、這って、島尾に辿り着くと
必死なり
「先輩起きてください」
というも。ピクリともしない
泣き声になる
「オヤジ、オヤジ、起きろ、親父」
とゆする
突然
「ウヒャー」といって半身起きる島尾
胸から警察手帳を出す
そのバッチで弾を防いだのだ
だがあの時限爆弾は動いていた。
夏輝は貝塚ににじり寄り
キーを見つける
すぐさま島尾の爆弾を縛り付けてる
ベルトのロックをはずす。
夏輝は肩を貸し
二人はよろよる出口に向かおうとする
残り10秒
外では鍵山班が着いたところだ
突然爆発が起こった
もうもうと立ち込める爆風でのホコリ
皆んな入口を見つめる
ホコリのなか人影が
夏輝と島尾のよろめく姿だ
二人は真っ黒な顔して出てきたのだ
瞳が夏輝に走り寄る
抱きつく
「バカ、あんたほんとにバカ、心配したんだからね」
「ごめん」
夏輝は強く抱きしめる。
それがいつまでも離れない
皆がひやかすのです。
島尾が警視庁捜査1課への移動になる、
との話で、皆は騒いでいた。
当の島尾は浮かない顔である。
出世には興味がないのである
瞳と夏輝
「活躍を期待してるから、好きというより多分憧れだったと思う」
「俺も活躍を期待される刑事にならなくちゃ」
「佐原君はいいんだよ、ヘマしても傍にいてくれれば」
「えぇ、そばにいてくれれば、って」
振り向くと瞳の姿はない。
島尾と夏輝
「離れても家族だろう。淋しいとか、行かないでとか
引き止めてもいいんだぜ」
「一つだけ、今まで有難うございます」と夏輝はチョコンと頭下げる。
お食事処「ふくろう」で
栄転を祝して乾杯をしている
鍵山はまだきてない
そんな時、ひったく事件が起き
島尾と夏輝が追いかける
鍵山が遅れて入ってきた。
残ってる皆に
「栄転を島尾は断った、理由は言わないんだ」と知らせるのだ。
追跡しひったくり犯を
上着を投げつけ、
確か島尾のオハコの手である
見事つかまえる夏輝。
島尾は
「俺のパクッタな」と怒る
言い争うふたり
そこへ鍵山たちが来た
「ジェントルは栄転を断った」
夏輝
「えぇ騙してたんですか」
島尾
「お前たち勝っ手に騒ぐから、言い出せなくて」
みんな
「素直じゃないな」
鍵山
「お前ら最高のバディだ!」
夏輝と島尾は、ふたり揃って
「最低です!」
ついに終わりました。
面白かったですね。
単純なストーリーで、最後は全て事件解決です。
ところどころで笑わせてくれます。
渡部篤郎さん、緊張する場面でも、
真面目な顔で、笑わせるのです。
現実離れしたところが、多々ありますが
それを気にせず、割り切るのですね。
心地よさが、生まれてきて
スカーッといたしました。
ここまでビター・ブラッド最終回あらすじ感想でした(^^;
お読み頂き、有難うございました。
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最終回
ルーズヴェルト・ゲームのいよいよ最終回
感想あらすじであります。
野球も、コンペも逆転なるか?
青島製作所は、最後の戦い如何に?
沖原たち野球続けられるのか?
臨時株主総会でイツワ電器との
経営統合の件は
専務の笹井(江口洋介)の発言と
大株主の城戸志眞(ジュディ・オング)の反対により
否決されたのである。
イツワ電器社長の坂東(立川談春)は
技術者を雇い入れ、高いスペックを完成した。
そしてコンペを有利に進めるべく
東洋カメラ購買部長の大槻(山田純太)に賄賂を送るのだ。
細川社長(唐沢寿明)は開発部長の神山(山本亨)に
“勝負は動画、最後まで諦めないで”、
と開発を頼むのでした。
一方野球部では
大道監督(手塚とおる)が
如月を撃つには、カーブかストレートかどちらか捨てろ
狙い球絞れ、と徹底的に身体で覚えさせる。
沖原(工藤阿須加)には、より速く見せるため、
チェンジアップを覚えさせるのだ。
試合前日の決起会には細川が、
「試合に勝ってくれ、
君達を応援し、君達から力をもらってる。
諦めるな!
勝てば奇跡が起きるかもしれない」
と激励するのだ。
自然に部員たちから社歌が出、やがて皆で歌うのだった。
夜のグランドに青島会長(山﨑努)がひとり佇み
そこえ沖原があらわれ一緒にキャッチボールをする
青島は
「野球やめるなよ」という
三上部長(石丸幹二)も加わるが、下手なのである。
敗者復活戦決勝
大道が、
「最後に決めるのはデータじゃない、
お前ら自身の力だ
一緒に野球できて有難う」と涙ぐむ
部員一斉に「ありがとうございます」と礼をする
みな泣いていた。
満員のスタンドには皆揃っていた
細川が城戸を連れてきた。
城戸は、「つまらなければすぐ帰る」という
笹井専務(江口洋介)は、
「一人一人に大切な思い出がある」という
たとえ勝ったとしても、本戦出場は辞退しなければならない。
正真正銘の最後の試合だった。
始まった
イツワの飯島は球に切れがある
青島の猿田(佐藤祐基)は、制球が定まらない
野手の動きも最後の試合を意識して、固いのだ
満塁のピンチを迎え、4番新田にホームランを打たれる
いきなり0対4だ
ガックリするスタンド
細川が、頑張れと叫ぶ
その先を退職した萬田(馬場徹)が大きな声を出す
「青島ファイト」と叫ぶ
猿田に、その声は届き、立ち直るのだ
4回から倉橋に交代する
5回表
疲れのみえた飯島を討つ
3連打でノーアウト満塁のビッグチャンス
次打者の大きな当たりで、3点が入る
ファーボールでノーアウト1塁・3塁となる
ここでイツワはピッチャー如月に交代した
大道監督の
カーブかストレートのどちらか捨てろ
の指示あるも
如月も成長していた
後続は手も足も出ない
5回裏
イツワの猛攻が始まった
新田にホームランを打たれる
3対7となる
6回表
城戸は、
「弱いね、つまらないから帰る」と立ち上がる
細川が、
「賭けをしませんか」と持ちかける
が、
「頼みたいことなにもないから」と断られる
青島が
「おれの青島株、全部くれてやるよ」という
これには興味を示し、座り直すのだ。
6回裏
ピッチャー交代
沖原を告げられると
ワァーとの歓声とともに、スタンド総立ちとなる
城戸「なんだこれは」と驚く
沖原、沖原のコールが続く
イツワは研究しており、合わせてきた
が沖原はチェンジアップで三振にとる。
イツワはチェンジアップも使えることに驚く。
7回表
特訓の成果が出はじめ
狙い球打ち返すようになるも点はとれない
城戸「おしい」と悔しがる
8回表
鷺宮(小橋正佳)は三振だ
今日は一度もバットを振っていない。
細川「まだ試合終わってない、諦めてどうする」
と前に出てコールする
青島、青島、皆それに続きコールする
青島、青島の大合唱だ
ヒット、
ショートゴロも併殺を果敢なプレーでオールセーフ
井坂(須田邦裕)は狙い球を絞り
見事ホームラン
大声援である。
青島、青島
6対7
9回表
犬彦(和田正人)は逃げず頭部へのデットボールを得る
青島が立ち上がり
「笹井、久し振りにいくぞ」
と笹井を連れ前に進む
笹井
「社歌、いくぞ~」
スタンド総立ちとなる
社歌が歌われる
次打者が倒れ、2アウト
打席は鷺宮
今日3三振、一度もバットを振ってない
大道監督はカーブを狙えと指示していた
そのカーブが来なくて、振らないのだ
そのカーブがきた
打った、大きな当たり
ライトフエンス直撃だ
一塁ランナー走る
二塁周る
三塁周る
青島、城戸も、来い、来いと手招きしてる
ライトからセカンドへ、さらにホームへ返球される
すべり込む
タッチする
一瞬犬彦の手が速い
セーフ
7対7
青島が叫ぶ
「あと一点、あと一点とれば
“ルーズヴェルトゲームだ”」
如月にも新たな気合が入る
延長となる。
沖原、如月ともにランナー一人もださない
投手戦となる
満員の観客を魅了する
12回よりタイブレークとなる。
予選の特別ルールで
12回からは
《1アウト満塁》の状況から始めるものである
熾烈な戦いである
投手の疲労が大きくなる
15回表
大道は、みなを集め指示する
「沖原はもう限界だ、
なんとしても今回で決着をつけろ!
お前らの全てを出しきれ!
燃え尽きてこい!」
死に物狂いな攻撃はじまる
スクイズ
が見破られ三塁アウトとなる
2アウト、1、2塁
大道のサインはバントだ
必死なバント
微妙なところに転がる
ヘッドスライディングだ
一瞬、セーフ
サインで走っていた二塁ランナーは
三塁へ
大道の来い、の合図
三塁をまわり
暴走と思える本塁への突入をさせる
あわてて一塁手、ホームへ返球する
ボールの方が速い
ランナーは猛然と、待ち構えるキャッチャーめがけ
飛び込む、身体ごと当たる
アウトか
ボールがコロリとこぼれる
セーフ
セーフだ!
やった
選手も、スタンドも全員
やった~!
8対7
15回裏
部員が沖原に礼をいう
「ありがとう、こんな試合できたのもお前のおかげ」
「俺の方こそ、ありおがとうございます、この回絶対抑えます」
キャチャーフライを懸命なフィールディングでアウトにする
2アウト満塁となる
沖原はひどく疲労していた
ハァハァと息をしてる
次の打者はイツワ4番、新田である
レフト線にホームラン性のフアールを打たれる
2ストライクとなる
沖原の脳裏に
《お前を救えるのはお前しかいない、
俺もう一度投げたいんです》
気力を振り絞って投げ込む
外角低めいっぱいのストレートだ
空振り三振
ゲームセット
8対7で勝った!
青島、細川、笹井が抱き合う!
城戸、有紗が抱き合う!
皆が、それぞれ喜びを爆発させた!
礼をする選手達、涙を浮かべ拍手するスタンドの人々
その時細川に神山から電話が入る
「新型イメージセンサー完成しました」
TOYOカメラ
EDEN4搭載
イメージセンサー
公開コンペが始まる
名前は伏せて、A社、B社である。
両社のイメージセンサーを搭載した
2台のカメラで写した映像で、比較される
静止映像ではどちらも素晴らしく差がない
大槻
「互角ならコストの安いイツワにすべきじゃないですか」
動画
TOYOカメラは
《一般ユーザーにも、映画が撮れます》がコンセプトだった
照明がローソク1本のナイトシーンで争われた
ローソク1本とは、神山にもテスト外であった
不安が広がる
A社
僅かなノイズがあるが写ってる
B社
明るい
明瞭である
美しい
圧倒的にB社がすぐれている
尾藤社長(坂東三津五郎)は、素晴らしさに、首を振り、
「どちらが相応しいか、言うまでもない」
発表があった
B社とは
青山製作所です
神山「よ~し」
細川、笹井はグ~と拳を握る
尾藤達拍手を送る
細川、神山、笹井抱き合う
細川「神山さんよくここまで」
神山「私一人の力じゃない、青島という風土があったからこそ」
笹井「青島製作所の全員で勝ち取った勝利だ」
坂東がなお食い下がる
「我社は6割のコストでお届けできる」
尾藤
「次元が違う。コストでいうなら、5倍いや10倍の価値がある。
一眼レフで映画が撮れる、とのコンセプト。
我々の要求に充分に応えてくれた、
青島さんの性能を、よく見たまえ」
画像は拡大された
A社の顔、目の周りは黒い斑点だけだが
B社の目の周りは、
まつ毛が柔らかくハッキリと見える
尾藤の満足した顔
坂東はただ目をつぶるのだ
神山は涙を流す
細川、笹井も涙が伝う
グランドで一人草むしりする青島に、
細川はコンペの結果を報告する。
「リストラした社員達を優先的に再雇用しようと思います。
そしていつか、もう一度野球部をつくりたい」
「そうか、あ、すると何か、それまで俺をこの草むしりさせる気か」
諸田は坂東と会っていた
「青島の工場だけでは、この大量生産に追いつかないので、
君の空いてる工場を、青島さんに使わせてやってほしい」
「それは一体?」
「今回我社のスマートホーンに搭載するイメージセンサーは、
全て青島製作所のものと決定した。
あんたは見誤った、900度、喧嘩を売る相手をね」
古賀はガランとし野球部室から看板をはずす。
一人一例する
遅れて着くと
野球ユニホームの部員達が待っていた。
胸に
KIDO
ESTATE のマークがある
後ろに
城戸がユニホーム姿でいる
「これで全員揃ったね、
練習試合だからといって気を抜くんじゃないよ」
ハーイ、と皆の声
細川は、
《青島が勝ったら、野球部をキドエステートで引き取ってほしい》
と賭けをしていたのである。
練習試合でも
沖原には、スタンドから大声援があるのでした。
細川と秘書の有紗(檀れい)
有紗「皆んな城戸社長の作った野球部で張り切ってるみたいですよ」
「そうか」
「もしかして、城戸社長に野球をお見せになったのは最初から・・・」
ニコリ顔の細川
・・・どんな窮地に陥っても、諦めずに戦い続ける、
心一つにして逆転する
青島製作所の精神は、経営も野球も同じだ・・・
とうとう終わりました。
逆転に次ぐ逆転でありました
気持ち良く、スッキリしたね。
細川社長役の唐沢寿明さん、
言葉が明瞭で聞きやすいですね。
一見細身でどうかと思うも
強く、きつい言葉で、
力強さを表現していましたね。
また野球を通じて、情のあるところを
時たま見せてくれ、
人間味を感じさせてくれました。
笹井専務の江口洋介さん、
あまり出番は多くなかったのですが
要所を締めてくれ、
落ち着いた、抑えた演技はすばらしいですね。
8話での逆転の発言
感動的な表現でしたね。
青島会長の山﨑努さんは、
出番は少ないのですが
短い言葉で、ビシッと決めます。
その渋い演技は
威厳があり、存在感抜群であります。
黒沢作品『天国と地獄』での
個性的演技に強い衝撃を受け、
そのときからのフアンでありますが、
いつもながらその演技には魅了されますね。
野球部では
全員の必死さに感動しました。
沖原の工藤阿須加さんの、
一本木な素直な演技は好感がもてますね。
大道監督の手塚とおるさんの、
クセのある、悪者ぶった演技は
とても印象的であります。
ついに8対7
ルーズヴェルト・ゲームができましたね。
その野球部は青島製作所で廃部となりましたが
そっくり城戸社長のところで野球続けることができたのです。
ほっとしましたね。
振り返って思うのは
野球部員はもちろん
細川社長と全社員の、
窮地に落ちた、逆境から、
もがき、這い上がった
逆転の物語でしたね。
複雑さのない
明快で
気分の良い
スッキリした
というのが感想であります。
ここまでルーズヴェルト・ゲーム最終回のあらすじ感想でした(^^;
お読みいただきありがとうございました。
第8話
ルーズヴェルトゲームの8話感想あらすじであります。
会長の威厳は見せられるのでしょうか!
笹井の逆転は可能性あるのでしようか!
細川社長(唐沢寿明)は臨時株主総会で、経営統合を否決できるのか?
笹井専務の(江口洋介)の裏切りは?
採決の鍵である城戸志眞(ジュディ・オング)の意見は?
野球部員の、明日からはお前たちで決めろ、に
どう反応するのか?
イツワ電器社長の坂東(立川談春)は、青島製作所の弱点である
株主構成に目をつけ、株主の竹原(北村有起哉)に、
統合後は上場するので株価が高額に上がる、とけしかけ、
臨時株主総会で、経営統合を採決させようとしていた。
鍵を握るのは、30%の大株主である城戸志眞(ジュディ・オング)だった。
細川は笹井に城戸社長の説得を依頼するも、
笹井が既に坂東と結託しているのを、知るのです。
野球部は、三上部長(石丸幹二)より
「今月いっぱいで廃部」と言い渡された。
大道監督(手塚とおる)は、
「明日からどうするかは、お前たちで決めろ」と
各自が自分で判断して、今後どうするか、行動することのなったのだ。
総会の2日前
秘書の有紗(檀れい)は細川に、城戸社長のエピソードを語る
「買った土地がバブルで10倍以上上がったが、売らなかった。
結局バブルははじけて、どんどん下がった。
《売るために買ったのでなく、マンションを建て、見晴らしのいい、
ささやかに家族が暮す、それでいい》と
物事の真実を見極める目、を持っているのじゃないでしょうか」
細川は、
“思いを汲み取ってくれる”可能性があるかも、と思うのだ。
青島会長(山﨑努)と細川は城戸を訪ねる
城戸
「私は笹井さんの意見を聞きたいといったのよ」
青島
「多くの株主は株価配当が全てだ。だけどあんたはそうじゃない。
企業の成長だ。見込みある企業に投資し、その応援・成長の結果
正当な儲けがある。あんたはそういう株主だ」
「青島製作所は将来性のある企業だと?」
「俺はそう思っている、だってこいつが社長だもの」
と細川を見る
細川は一つだけ聞きたいと
「野球はお好きですか」
「興味ないけど」
一方野球練習場では
人数が減っていた
多くの部員が来ていない。
皆生活がかかっていて、
新しい職を探しているのだ
野球の練習どころでない
そんな中
僅かな人数で
沖原は、黙々と練習をしている
皆が戻ってくるのを、願っていた
練習は人数が少ないので、ランニングが主である。
イツワ電気で笠井と坂東、竹原が会っていた
笹井は竹原に
「決をとるタイミングは私が合図します。ここぞの時がいかに大事か」
メガネを触るのがサイン、とした
それから坂東社長に
統合後の事業計画を見せてもらうのでした。
細川は、開発部長の神山(山本亨)とイツワにいた矢野に会っていた
コンペに至った説明をした
神山
「イツワにはデータ盗まれた経緯がある、この勝負ヒフティーヒフティーだ」
細川は矢野に
「確か半導体の担当でしたね」
「イツワの主力部門、フレシキブル基盤をまかされていたが、
どんどん削られ、このところイメージセンサーに力入れていた」
細川は、ある疑いをもった。
営業部長の豊岡(児嶋一哉)に電話し
「頼みたいことがある」
総会前日
野球練習場では
より人数が減っていた
北大路犬彦(和田正人)と鷺宮(小橋正佳)に、
イツワ野球部の監督・村野(森脇健児)から
引き抜きの勧誘がきた。
犬彦が出塁し、鷺宮が長打で得点するのが、6割ある。
青島にトドメ刺すつもりなのだ。
鷺宮は
「俺イツワが嫌いだ」と断っていた。
犬彦は行くという
「野球を続けられる。来月父親になり、できちゃった婚で汚いアパート、
結婚式もできない、でも彼女野球やめないでほしいって、
だから野球やめるわけにいかない、イツワだって行きますよ」
というのであった。
・・・
その場の誰も、何も言えないのです。
犬彦は社員食堂で懐かしい写真に見入っていると
細川に声をかけられた
「あのイツワとのヘッドスライディングには感動した。
ダイビングキャッチ惜しかったな、・・・
沖原君のピッチングと同じ位、君には雰囲気を変える力があるな、
・・・逆転、逆転したかった。
勝ち続ける限り、廃部にしないという約束、守れなくて申し訳ない」
と立ち去る。
沖原はひとり、懸命に夜のグランドを走っている。
細川と笹井
細川
「あなたは会長に背けるんですか」
「私は会長を尊敬してます。しかし言いなりとは違う。
判断間違った時は、注意申し上げ、共に闘ってきた。
あなたに対しても同じだ。
私は私のやり方で、この青島製作所を守ります」
細川に豊岡から電話が入る
「イツワに出入りする業者に話きけた。
社長の睨んだとおり、受注数はかなり落ち込んだようです」
「やはりそうか」
臨時株主総会当日
青島会長は笹井に
「笹井、俺に遠慮はいらんぞ、お前のやりたいようにやれ」
「全て終わった後で、お時間いただけますか」
みな揃う
会長の、
「よ~し、行くか」の声に、ハイと答え、会場に入る。
細川が議長になり総会が始まる
竹原
「現経営陣の判断に疑義が発生したので、臨時株主総会開催を求めた。
会社は株主のものだ。イツワ電器は上場企業です。
仮に経営統合が行われれば、青島株も上場する可能性があり、
巨額のキャピタルゲインを得られる。
なのにあなたの独断でそのチャンスを失われた。
統合にはメリットがある。規模が大きくなれば、それだけ業績が安定する。
株主とってもメリットだ。これほどの話なぜ見送ったのか、
納得いく説明を。そうでなければ全役員の解任を決議させてもらう」
笠井
「我々は株主の最終判断に、従うつもりです」
細川
「イツワが経営統合を申し入れた理由は、
イツワが新規参入したイメージセンサー分野で、競合回避のためです。
弊社のイメージセンサーは最大の脅威です。イツワは社運をかけ、
100億こえる重点投資している。
弊社そのものを自分のものにしよう、と考えた。
この統合は弊社の一番の強みである技術を失うことにほかならない」
「腑に落ちませんね、イメージセンサーってデジタルカメラと同じだろうが」
細川はポケットから小さなものを取り出し
「同じではありません。これは小型化に成功した
イメージセンサーのチップです。元の大きさのものとほぼ同じ性能を持つ、
他社に真似の出来ない技術の結晶だ。
小が大と同等、技術力と経営基盤ではヒケをとらない。
このチップは青島製作所そのもの」
「前期大赤字で配当金も支払われていない」
「急激な市場悪化に対応しきれませんでした。
イツワも前期赤字でしたね。
イツワは今期以降も連続赤字出す可能性がある。
その理由は半導体部門の不振だ。イツワの売上の7割以上を占めてるが、
韓国製におされ、急速に収益悪化している。
イメージセンサーに新規参入したのは、この背景がある」
「ちょっと待て、その話どこから」
「弊社の優秀な社員が、営業コネクションを最大限に使って集めた情報です。
半導体への投資額は、1000億円ぐらいの単位で、
センサーなど比較にならない。統合など安定するどころか、共倒れだ。」
「確証がない、願望なのでは、統合すれば、あなたや青島会長の首が危うい」
青島会長がニコニコ顔で
「竹原さん、あなたご家族は、親友と呼べる友人はおりますか」
ここで厳しい顔になり、青島は続ける
「ビジネスは人間関係と同じ。青島で働く社員は家族です。
取引先は大事な友人です。だが悪い友人に騙されかけてる時は、
黙っておれない。イツワは不誠実だ。
相手を尊重する気持ちがなければ、真の友情は成立しない」
竹原
「他人同志との駆け引きだ。いかに自分が得するか、損しないかだ。
そんな他人同志が家族や友人みたいに、一つになれる理由ないでしようが」
細川
「そのとおりだ、と私も思っていましたが、あの野球の試合観るまでは。
あの一体感は、行った者にしか分からない。
あの瞬間は全員一丸となって、心一つにしていた。
その絆はビジネスにも反映されている。」
「野球とビジネス一緒にしてもらっては困ります」
ここで細川は、城戸社長に意見を求めた。
この時
笹井専務がメガネを触る、
サインを送ったのだ。
竹原
「決を、城戸社長の意見を伺ったら、決をとりたい、いかがですか」
同意の声がする
城戸
「私が聞きたいのは、笹井さん、あんたの意見だよ」
笹井
「私は、青島とイツワの統合に・・反対です。」
・・細川、青島、・・オドロク
・・竹原「話が違うじゃないか」
笹井は続ける
「先程細川社長のおしゃったとおりであります。
イツワの目的は、競合回避であり、
そのため弊社を吸収しようとしたのです。
その根拠は、この眼で見させてもらった。
総勘定元帳はうまくごまかしてあったが、
粉飾といわれてもしかたない細工が随分とされていた。
イツワは半導体の失敗で巨額の負債をかかえ、そのばんかいのため、
うちの開発技術がどうしても欲しかった。
新会社の事業計画書を見ても明白だ」
「たとえ資料見たとしても、そんな短時間でそこまで分かるはずがない」
青島
「分かる!笹井はウチの経理を支えてきた男だ。
30年。バカにするな!」
笹井
「そういうことで、到底この統合には賛成できません。
現在開発中のイメージセンサーが東洋カメラに搭載されれば、
2年後は黒字となり、更に小型チップの実用化が決まれば、
相当の配当金をお約束できるはずです」
城戸
「あんた統合したら社長にするって坂東社長から約束されていたんだろう。
あんたが新社長になれば、立て直すこともできたはずだ。
社長の座をあきらめてまでなぜ?」
「私は社長の器ではありません。一度は統合し社長の椅子に惹かれました。
やがて坂東社長の乗っ取りの思惑が分かりました。
がしかし私が先頭に立ってこの会社を守るつもりでした。
あの夜、
“スマホの内蔵カメラならどうだ、4kレベルの動画撮影できたら”
と細川社長の発想をみて、思い出しました。
4年前、まだ会社にきたばかりの細川社長が、センサー技術に眼をつけ、
我社の主力商品に押上げたことを。
先入感で凝り固まっている私には、真似のできない
すばらしい発想力です。
私に細川社長の代打は勤まらない。
以前ある人にいわれた。
細川社長の強引なやり方は、劇薬だ。
その副作用で会社が蝕まれる。
その時、その副作用を抑える藥として、
専務として、細川社長を支えていこうと思います」
細川、青島の顔に涙が浮かんでいる
笹井
「たしかに会社は皆さん株主のためにある。
でも一方で、働く社員にも存在するのです。
常にノルマと、コストパホーマンスを追うイツワのやり方は、簡単だ!
ですが、自由きままな社風で、技術力の冴え渡る青島製作所になるのは、
簡単ではなかった。
私はイツワの社長より、
青島製作所の一兵卒でありたい!
この会社の社員であること誇りに思ってます。
私は青島製作所が大好きだ!」
細川、青島、各役員たち、皆涙を流している。
城戸
「可能性秘めた会社ということは良く分かった。
けど、どんなに配当が上がったとしても、
上場して、株を売った利益には遠く及ばないね。
決をとりなさい」
細川
「それでは採決いたします。
イツワとの経営統合に賛成の方、挙手願います」
・・・
城戸社長は否決である
経営統合の件は、臨時株主総会で、
否決されたのだ。
細川は
秘書の仲本有紗から、
「城戸社長には、“真実を見極める目がある”」
との情報に、救われた思いがした。
細川、笹井、三上
野球部をなんとか残せないものか検討するも、
やはり、どうすることも出来ないのです。
一方野球部では、
次々と部員が次々戻ってきた。
犬彦
「待たせてごめんな、沖原。
彼女も青島野球部を辞めるなって」
ついに全員が戻ってきたのだ。
大道監督は
「次の試合考えることない、
温存する必要もない、
全部出せ!
絶対にイツワに勝て!」
皆、
「ワァ~~」雄叫びをあげる。
夜野球の練習を、ひとりスタンドから観ている青島に、
笹井が近寄る。
笹井
「この度はご心配をおかけして、申し訳ありませんでした」
「心配なんかしてないさ、またお前に苦労かけたな。
イツワとの統合、お前がそうしたいなら、仕方ないと思っていた」
「正直2年前、会長が彼を選んだ時、辞めようと思いました。
でも若い社員が、いろいろなこと聞きに来るんです。
教えてやって、“ありがとうございます”といわれ、
昔、会長に聞いてた自分を、思い出したのです」
笠井はポケットから、1枚のよれよれの写真を出した
青島に見せる
野球部発足当時の
野球部部員と一緒に二人が、笑ってる写真である。
そして笹井がすまなそうに廃部について、話そうとすると
青島
「廃部か、察しはついてる。
ほんとに悔しいな・・・」
今回は臨時株主総会がメーンでありました。
細川の諦めない粘りと、最後までハッキリ自分の主張を貫く、
物いいには感動しますね。
やはりでましたね
青島会長の
山﨑努さんの演技
魅せますね
威厳があり、
また家族的情のあるものですね。
しぶく圧する力がありますね。
坂東に取り込まれたかと思われた
笹井専務
逆転ですね。
人間臭さがプンプン出てました。
根が誠実なのがよく分かりますね。
ジュディ・オングさん
もっと出演場面があって欲しかったなあ~。
野球部はどうなるのでしょう
廃部になったら、もう野球できなくなるのでしょうか。
もしかしたらこれも
城戸社長が鍵を握っているのかも
でも「興味ない」といっていた。
ここまでルーズヴェルト第8話あらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございます。
最終回
いよいよmozuSeason1の最終回あらすじネタバレ感想であります。
室井はテロを起こすのか?
倉木はテロを防げるのか?
千尋はなぜ爆弾を起動させたのか?
新谷宏美は室井を殺すのか?
いよいよクライマックスであります。
特別監察官の津城俊輔(小日向文世)は拘束されてしまいます。
倉木警部(西島秀俊)は公安の監視下におかれました。
室井警視監(生瀬勝久)たちの陰謀による
サルドニア共和国大統領の暗殺計画
防ぐことが出来るのでしょうか。
大統領の来日の日がやってきた。
大杉(香川照之)は、捜査第一課課長・村瀬(鶴見辰吾)を説得して
一課を引き連れ、空港に向かう。
倉木は公安の監視を巻いて空港に着く。
室井に撃たれケガをしていた美希(真木よう子)も空港に来ていた。
室井は警備の指揮をとっていた。
倉木に大杉から電話入る
「今空港に向かってる。どうやって止める気だ」
倉木
「室井警視監は常に中央警備室で他の職員と一緒にいる。
そこから単独で動き出したら」
「爆弾起動させに行く可能性高いな」
「俺は室井を監視する。あんたは爆弾を探してくれ」
たくさんの乗降客の中に、
女装した新谷宏美がいた。
空港についた大杉は、一斉に爆弾探しをやらせるのだ。
ゴミ箱、カウンター下。
倉木は室井ら3人の後をつける。
すると背後から公安二人に取り押さえられる
「止まれ、監視を振り切り、制限区域に侵入した罪で拘束する」
中央警備室にて
室井
「君が不審な動きをしてたのを、防犯カメラが記録している」
「なるほど、爆弾テロが起きた後に、
それを証拠に俺を犯人に仕立て上げるんですね」
「それは俺達のやり方だろう、夫婦揃って爆弾テロを企てるとはな」
大杉は情報通の鳴宮(伊藤淳史)に電話を入れ、
頼んでいた、入れたかどうか聞く。
「入れた」
鳴宮は、空港の警備計画のハッキングに成功していた。
室井は一人になった。
シートをめくり、プレゼント用の小箱を持つ
誰もいないバックヤードで箱開く
中から、起爆装置が出る
その時
「動くな、それをこっちに渡して」の声が、美希が銃を向けていた
「君か、倉木は妻がなぜ爆弾起動させたか、追い求めている。
あいつが納得する答えなんてない。
倉木の妻は・・・・」エンジン音で聞こえません
「えっ」
「それが答えだ」
「君が追い求めている真実も同じなんだよ」
「どうゆうこと」
「お父さんがどうして行方不明になったのか、
本当に知る覚悟があるか」
一瞬考える美希
そのスキにグラスを手に持ち
振り向きざま、美希の頭部を叩きつける
美希は倒れるのです。
大杉は鳴宮に電話する
「どうだ見つかったか」
「登録されてない不審な電波が一つ。3階ラウンジのバックヤードだ」
「すぐ近くだ」走る大杉達。
そこには美希が倒れていた
グラス類が散らばっている
助け起こす。
美希は
「室井が爆弾と起爆装置を持って逃げました」
大杉は鳴宮に電話する
鳴宮
「電波の強さからいって、爆弾から半径50メートル以内で、
起爆装置のスイッチ押すはず、あれ~爆弾動いている、
レセプション会場だ」
走る大杉達
とにかく走りっぷりが、凄いですね。
一方、倉木は手錠はめられ、4人の公安に
車に乗せられる。
後部座席の真ん中が倉木だ。
トンネルに差し掛かった時
倉木に大杉から電話が入る
「爆弾の位置わかった、レセプション会場だ。
室井は起爆装置を持って逃げた」というのだ
倉木電話落とす
一瞬下見る公安たち
倉木、両肘で脇の公安を殴り、
助手席の公安を猛烈に突き飛ばす
ガラス割れる
手樹かけられたままであるが
倉木は強い、
車の中で乱闘となるが
ついには運転手も締め上げられる
車はコントロールを失い
壁に当たり、やがて路肩に乗り上げ停止した。
フロントガラスも割れている
ボンネットめくりあがり、エンジンから白い蒸気が吹いている
ダーンと音がして、後ろのドアが中から蹴り飛ばされる
倉木が出てきた
手錠をはずす
空港に向かって歩き出すのだ。
室井はレセプション会場に向かって歩く。
右手に起爆装置をもっている。
大杉達懸命に走る
会場に入る
大統領たちの安全を見ながら壇上に上がる
大杉は
「この会場に爆弾があります!
皆さん落ち着いて逃げて下さい」
大統領は保護され避難する
「全員避難しろ、爆弾ある、逃げろ!」大杉は怒鳴る。
鳴宮から電話が入る
「爆弾が動き始めた、VIP室にむかってる」
大杉走る
大統領の娘さんが大きな人形を抱えている
あの人形の中だ、と見当をつける。
室井がエレベータに乗る。
乗客一人おり、やがてその一人が降りた時
頭上から、エレベータ内に、人が飛び込んできた
新谷宏美であった
あわてて室井はエレベーターの外に逃げる
室井の包帯まいた左手に起爆装置を持っている
室井倒れ、宏美が襲いかかるうとする
室井反転し銃を抜き、発泡する
当たった
くずれかかる宏美、が立ち上がる
また銃が撃たれた
血が飛び、倒れる宏美
室井起き上がり、起爆装置をひろう
振り向くと宏美がいない
宏美は室井の胸にアイスピックを突き刺す
室井は必死に抵抗し、転げながら銃を撃つ
避難指示のアナウンスが流れ、ごった返している
室井は足をひきずり、右手に銃を持つ
下を覗く、てんやわんやのロビーが見える
3階程の高さかか
室井の足元に、片手でぶら下がる宏美がいた
室井は右手で、凄い形相で胸のアイスピックを抜く
振り上げ、唸り声とともに振り下ろす
アイスピックがぶら下がる宏美の手に刺さる
ヒクヒクする手
今度はアイスピックを引き抜いた
落ちた
モニュメントの上に
仰向けに、背中から胸に、支柱が貫き
串刺しになっている
口がおおきく開き、血を吹く
胸、腹が血に染まる
下に血がしたたる
一回でそれをみる美希
駆け寄る
宏美は口をひくついてる、生きている
その時
倉木が空港に駆けつける
串刺しの宏美を見る、更に上を見上げる
室井と目と目があった
すぐ階段を駆け上がる倉木
その後を美希が追う
だが降りてくる乗客に阻まれ、思うように進めない
倉木がその階に着いた時、室井は消えていた。
一方、大杉はVIP室で
避難した後に残されている人形を開いた。
やはり爆弾があった
鳴宮から電話入り
「起爆装置が圏内に入った、早くVIP室から逃げて」という
大杉逃げようとするが
人の気配して振り向くと
テーブルの下から大統領の娘が顔を出す
大杉は戻って娘を抱きかかえる
出ようとしたが、扉が開かない
閉じられたのだ
倉木は、やっと反対側に室井を見つける
室井が倉木に右手をあげてみせる
起爆スイッチに指がかかってる
倉木大きな声で叫ぶ
「室井!」
「やめろ」・・・この声は聞こえない
室井の目がギロリとスイッチを見る
大杉そばにあるポールでガラスを割る
娘を抱きその穴に飛び込む
その穴から爆風が飛び出す
重い爆発音が響く
爆発したのだ
VIP室周りから
ガレキが降り注ぐロビー
野外のようなサマだ
二度目の爆発が起きる
床に大杉が、仰向けにたおれている。
左脚先が燃えてる
胸にしっかりと娘を抱いている
倉木は室井を睨む
室井は不敵に笑う
大杉に駆け寄る美希
「大杉警部補は生きてま~す」の声
倉木は、ほっとするも
室井がいない
下を見ると、なんと宏美がいない
あんな状態で生きているのか
倉木は一階ロビーに降りた
宏美が刺さっていたモニュメントを改めて見る
床に血痕の跡を見つける
血痕は続いている
倉木はこれをつける
すぐ走って追う
裏側施設を通る
階段を降りる
水が吹き出ている
水道の排水抗のようなところだ
暗い、水が流れている
その先に室井がいた
行き止まりのようで
奥壁に鉄格子があり
水が流れている。
縦階段がある
上が明るい
登ろうとする
倉木はそれを制するように
「室井警視監」と怒鳴る
「俺がトップに立ったら、お前をひきあげてやる。一緒に警察組織を変 えよう」
「そんなことに興味はない」
「正義に犠牲はつきものだ、千尋も喜ぶだろうよ」
上に逃げようとする、室井の足をひっ張る倉木
引き倒し格闘となる
倉木は、水のなかで組み敷いた
「千尋に全て擦り付けることはさせない」
反撃する室井
「俺がこの国の未来を変える」
もみ合いヘトヘトになる二人
室井は銃を発泡した
前のめりに倉木は、室井にもたれるように、倒れ込む
室井
「お前は千尋に何をしてやった、あぁ、絶望させただけだろう」
また銃を撃った
閃光が走る
倉木はのけぞり、仰向けに水の上に倒れる
室井の形相が凄い
次は足で、弾で傷ついたところを、
こねり、踏みつけ、蹴り飛ばす
呻く倉木
必死で抵抗し、しがみつく倉木
今度は室井は、銃を倉木の額にあてる
倉木その銃を両手でしっかり握り締める
撃鉄を押さえ、引き金引けないようにする
だが力尽き
カチッ
弾が出ない、弾切れだ
室井は銃で、倉木の頭を殴る
横たわる倉木
縦階段登ろうとした時
水を漕ぐ足音が
そこに血だらけで、下をむき
やっと足を引きずる、
百舌、宏美がいた
右手にアイスピックが
倉木は呻るも、身体を動かせず、どうする事もできない
驚き、恐れる室井
宏美は身体ごと室井にぶつかる
右手が一瞬室井の首の後ろに周る
一気に刺さる
百舌の一突きだ
「うっ」と室井、目、見開いたまま
宏美の目は近眼で動かない
やりとげた顔だ
口から大きく血が流れ出た跡
アイスピックを抜いた
室井は棒のように、ゆっくり横に倒れる
倉木やっと半身起こす
宏美は倉木の上に倒れこむ
そして声を絞り出す
「和彦・・カズヒコ・・ありがとう」
倉木は、じっと胸に抱く
宏美は、
兄和彦に抱かれているように、
息を引き取ったのです。
テレビでニュースが流れてます。
森原官房長官による
「政府は治安強化の徹底を約束する」
というものであった。
美希と倉木は屋上にいた
「陰謀は、このまま隠蔽されてしまうんですか」
「そうだ、室井が死んだいま解明は難しい。
未解決事件が一つ増えるだけ。情報捜査で真実をケムに巻く、
真相は闇に葬り去られる」
屋外カフェで
美希と倉木
「無言電話があるんです。・・・あれは父だと思うんです、
公安警察官になって、情報探したが何も見つからない、
上層部によって隠されている。私は見つけ出せる立場になりたい」
「そうか」
「倉木警部、実は室井警視監から、あること聞きました」
「何だ」
「・・・・
・・・・」
倉木、タバコをつけ直す
目には熱い思いが浮かんでくる
「そうか」と立ち上がる。
雨の中
倉木は花束を持って、傘をささず、歩いてきた。
事故現場である
先程の美希の言葉をかみしめる
「奥さんは、知らなかったんです。
室井警視監が教えていなかったんです。
筧に渡す物が爆弾とは。
奥さんは筧に渡すはずだった写真を、渡さず逃げました。
倉木警部のこと思っていたから、裏切りたくなかったから、
衝動的にそうしたんだと私は思います」
倉木と大杉レストランで
他の客を見回し、大杉は
「俺はもうあっちには戻れないんだな」
「あぁ」
「真実を知って、得することなんてあるか」
考えこむような、含みのある顔で倉木は
「たどり着かないと、分からないさ」
「そんなに真実を追求したいか」
「それが俺に出来る唯一のことだからな」
「今回の事件も、闇に葬り去られるのだろう、いつものように」
「俺がそんなことさせない」
顔見合わす二人、どこか意気が通じ合っている。
倉木が知りたかった、『妻はなぜ爆弾を起動したのか』は
妻は、『爆弾だと知らなかった』のであります。
大杉役の香川照之さんの、電話かけながら走ったり
人ごみの中、空港内を走り抜けるシーンはすばらしいです。
捜査員達の集団での走りは、迫力いっぱいです。
よくあれほど走れるものですね。
室井警視監役の生瀬勝久の目つきは、
存分に、冷たい凄さ、を見せてくれました。
新谷宏美役の池松壮亮さんは
不可思議なところがあります。
女装して、口紅が似合うかわいいとこみせて
次には豹変し、
なんと恐ろしい、口から血流す百舌の顔になる。
どこか、飛んでしまった目つきは、印象的でありますね。
西島秀俊の我慢する顔の表現は感動的ですね。
戦う時の強さ、すばらしいですね。
とにかくクオリティの高さには敬服いたします。
爆発後のガレキのシーン
格闘のシーン
走りのシーン
テレビドラマでは、そう見られない素晴らしさでありました。
難解ではありましたが、面白く、楽しかったです。
Season1は今回で最終回ですが、
謎が残りましたね。
ダルマとは
グラークアルファ作戦で何があったのか
美希の父親は
などがまだ不明であります。
きっとSeason2で明かされるのでしょう。
ここまでmozu
Season1最終回のあらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございました。
第9話
ビターブラッド9話のあらすじ感想キャストであります。
稲木が麻薬取引をしているのでしょうか?
本日20時、暴力団の青竜会が密航者から、麻薬お買取る、との情報えた
鍵山謙介(高橋克実)は、班の皆に現場に向かうよう指示するのだ。
港の倉庫につくと、
正面に島尾明村(渡部篤郎)、鷹野浩次(KEIJI)、
裏口に佐原夏輝(佐藤健)、前田瞳(忽那汐里)
窓に古雅久志(田中哲司)と富樫薫(皆川猿時)が配置される。
中では取引がなされている。
島尾は突入の合図を出す。
が正面の扉が開かない。
夏輝と瞳が入り、多勢に無勢、反撃の合う
この時、犯人達に銃撃から守ろうと、
夏輝は瞳に覆いかぶさる。
やっと島尾たちが突入したが、
夏輝は瞳に覆いかぶさったまま。あわてておきる夏輝。
犯人には逃げられたのだ。
夏輝は皆にひやかされるのです。
この時、
私用で捜査に参加してない稲木俊文(吹越満)は、
夜の公園で一人何かを思っているのです。
夏輝と島尾は青竜会の事務所を張込みすることになった。
幹部の藤崎達雄(嶋田久作)車で出かける
夏輝たちはその車を尾行する
ある喫茶店に入った。
夏輝たちも中に入り様子を伺う
やがて藤崎の前に男が座り
藤崎が小さめの紙袋を出し、
男が白い封筒を差し出す。
取引だ
島尾と夏輝は、「現行犯で身柄確保」に向かう
その時男の顔が見えた
稲木だ!
なんと取引相手は稲木とは
島尾は停まり、躊躇する
そして二人は引き返すのです。
鍵山には麻薬取引はなかったと報告するふたり。
稲木を信じているのだ。
稲木が電話での話を、耳にする二人
「薬は手に入れた。例の1千万円の件、俺のヨミ違いだった」
この話し声に、二人は、稲木を疑うのである。
稲木の行動に不可解なことが多くなる。
逆さまのポスターを、それでいい。
メガネかけてるのにメガネを探す
報告書は四隅をホッチキスで留めて出す
皆おどろき、鍵山は稲木に注意するのです。
島尾は夏輝に、吊り橋理論の講釈をする。
青竜会と恋愛をゴチャまぜにするのだ。
「瞳は誰か好きな奴がいる、おそらくうちの課だ」という
夏輝は迷惑がるが、気にもなる。
鍵山が
「青竜会に行って、昨夜のアリバイ確認してくれ」
いうも、
皆ビビルのです。
そんな中富樫が申し出る。
鍵山はチェイサー稲木にお願いする
稲木「タレコミ信用できるんですか?」
と疑問を口にする。
その時、なんと
瞳が藤崎を連れてきた。
果物ナイフを所持していたので、銃刀法違反で任意同行したのです。
瞳は、取調べの立ち会いを島尾に頼むのです。
島尾は、これを吊り橋理論チャンスと、夏輝にやらせるのだ。
夏輝は空元気を出す
「昨日お前ら麻薬取引したろう、オゥオゥ」机を叩く
瞳「こっちは見てたんです」
藤崎「証拠でもあるんですか、俺じゃねえ、うちは薬は御法度だ」
隣りの部屋で島尾がサイン送るも、
夏輝はトンチンカンな質問してしまう。
藤崎帰ろうとした時
夏輝「稲木さんと会ってましたね、何の取引ですか?」
「本人に聞いて見ろよ、奴のこと疑っているのか」
瞳はすぐ取調室を出、稲木に聞く
が稲木は答えない。
稲木は私用で出かけるといい、カバンを持って出ていく。
島尾は、カバンに例の紙袋が入っているのが、見えたのです。
瞳は夏輝を連れて、稲木を尾行する
稲木は病院に入っていく
児童病室で変装をする
ステック男爵を娘・千賀子(原涼子)に見せるのだ
下手なマジックをして見せる
それをみて喜ぶ
千賀子。
稲木は娘の病室を訪れたのであった。
この様子をみる夏輝と瞳
すご島尾に電話報告するのでした。
島尾は、
「藤崎とは何のために会ったのか?
脅されているのか?」と思案する
藤崎が病院に現れる。
娘さんの危険を感じた、夏輝と瞳は、病室に走る。
覗くと藤崎がナイフを出していた
飛び込む二人
千賀子が目覚めた
「あっおじちゃん」
えぇおどろく二人
藤崎
「リンゴ買ってきたから、むいてやる」
稲木も入ってきた
「兄さん」
またまたおどろく二人
稲木は、
「藤崎は女房の兄であり、昔に戸籍からはずれていた。
娘の千賀子を心配してくれてる」というのだ
夏輝
「今朝の取引は」
「藤崎が千賀子のため、漢方薬取り寄せてくれ、
その代金を払った。1千万の件は宝くじだ、
組違いのハズレだ、ヤクザとは関係ない」
瞳
「娘さんどこが悪いんですか」
「肺に重い病気にかかり、直るには移植しかない」
夏輝と瞳は、隠さないで、鍵山班は家族同然でしよ、というも
「プライベートで迷惑かけたくない、
手術するには適合するドナー必要、
免疫のタイプがまれで、ドナーの条件が難しい、
そしてもうリミットが迫っている」というのだった。
報告を聞いた鍵山はみんなに
「チェイサーを出来るだけ支えてやって欲しい」というのです。
鍵山
「青竜会の家宅捜索令状とった、麻薬を密輸したのかどうか、
ここでハッキリ白黒つける」
という。
ただし稲木には外れてもらうのだ。
島尾はまた夏輝に、
「直接対決で瞳にいいとこ見せろ」とけしかけるのです。
「そんなこといってる場合じゃない」
青竜会の家宅捜索がはじまる。
ぎこちない搜索だ
あちこちで高価ものこわしてしまう。
武将の鎧は、壊して120万といわれる。
・・・
が何も出ないのである。
気まずく引き上げる鍵山班の面々。
藤崎は部下の坂下(阿部進之介)に
「実際のところどうなんだ」
「藤崎さんも来ませんか」と誘うのだ。
車で出かける
島尾と夏輝が尾行していた
途中妨害が入り、巻かれてしまう。
ゴロツキに絡まれる二人
島尾は夏輝に
「ここはまかせて、例の倉庫へ向かえ」と指示する
夏輝は走る
懸命に走る
坂下の車倉庫につく。
中に入り、
坂下は白い藥の入った袋見せ
「今から30分後取引の約束してます」という
藤崎は坂下を殴る
「てめぇ組長の面汚してんじゃないぞ!」
「組長の指示ですよ、藥もあんたの始末も」
と銃を藤崎に向ける
夏輝が倉庫に近づいた時
銃声が3発鳴った
藤崎が倒れ、腹部から血が流れている
坂下は立って、銃を持ってる
更に銃を構える坂下
その銃を夏輝が抑える
手錠をかける
藤崎に駆け寄る
息をしていた
坂下が立ち上がり、背後から銃を突きつけようとする
今度は島尾が坂下に銃を突きつけた
藤崎は夏輝に、息絶え絶えにいう
「俺RH型、千賀子ちゃんと一致する。
俺の肺移植して治療してやってくれ」
といい、自分でシャッツをめくるのだ。
なんと胸の部分に鉄板がある。
そして
「ここさえ守りゃ、こっちのもんだ」
と夏輝に抱かれて、息を引き取ったのである。
手術室の前
夏輝、島尾、稲木の妻いた。
駆けつける稲木
夏輝は、
「千賀子ちゃんのため、肺だけ守って」と泣くのです
島尾
「泣くな、あいつは前科12犯だ」
「でも優しいおじさんの顔してました」
その時手術室から医師が出てきて
「血液の血小板成分が不足してます、A型の方は」
稲木
「私がそうです、お願いします、どうか娘を助けて下さい」
島尾も夏輝も、申し出るのです。
病室にて
手術は成功したのです。
千賀子を見守る稲木と妻がいた。
稲木は絵を見つける
それは、
パパありがとう、の文字があり
パパの顔が、
もう1枚は
ママありがとう、の文字と
ママの顔が、画用紙いっぱいに大きく描いてある。
目覚めた千賀子は
「おじちゃんは」と聞く
「少し長い旅に出たんだ」
もう1枚あった
おじさんまたきてね、の文字
おじさんの顔が大きく描かれていたのです。
千賀子ちゃんが描いた絵は、
お礼の気持ちで描いたのでしょ。
・・・
それは、自分の死を悟って、
深い感謝の気持ちでお礼をいった
・・・
とも受けとれますが、
そこまでは
小さな娘さんに、考えすぎでしょうか。
面白いですね。
気難しいこと一切ありません。
現実には起こりえないことが、
タイミングよく起こります。
時々笑わせます。
人情味があって、
勧善懲悪です。
ストーリーは単純明快です。
気楽にみれて、スッキリいたしますね。
ビターブラッド キャスト
佐原夏輝 … 佐藤 健
主人公、新人刑事、通称ジュニア。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
正義感強い、直情型。
島尾明村 … 渡部篤郎
佐原夏輝(佐藤健)の父、通称ジェントル。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
冷静沈着、息子思い、潔癖症。
前田 瞳 … 忽那汐里
新人女刑事
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
柔道の有段者、正義感強い、意地っ張り。
稲木俊文 … 吹越 満
尾行の達人、通称チェイサー
全て理屈で捉える。
古雅久志 … 田中哲司
結婚願望が強い独身、通称バチェラ
拳銃の腕前は抜群
富樫 薫 … 皆川猿時
口臭がきつい、武闘派、通称スカンク
その匂いで相手に音を上げさせる。
鷹野浩次 … KEIJI(EXILE)
刑事ドラマおたく、情報通、通称タカ
銃のマニア。
鍵山謙介 … 高橋克実
鍵山班班長 課長。
昔はかなり恐れられていた。
みんなのお父さん的存在
佐原 忍 … 広瀬すず
佐原夏輝(佐藤健)の妹。
大学一年生、
兄と違い島尾明村(渡部篤郎)と仲が良い
山村万智 … 草村礼子
お食事処「ふくろう」の女将。島尾は店の常連客。
いつも佐原夏輝(佐藤健)を見守る。
貝塚剛久 … 及川光博
島尾の元バディ、瞳の父・前田修一を殺害、逃亡中。
ここまでビターブラッド第9話あらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございます。
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第7話
ルーズヴェルトゲームのあらすじネタバレ感想です。
細川は坂東の不正を暴く!
が新たなリストラが!
野球部廃部か?
坂東が青島の弱点を突く策が!
統合後に上場?
窮地を脱すること出来るのでしょうか?
細川社長(唐沢寿明)、笠井専務(江口洋介)、三上部長(石丸幹二)たちは
白水銀行の磯部支店長(峰竜太)から
より一層のリストラと
野球部の廃部を求められた。
でなければ2ヶ月後の融資の継続は出来ないといい渡されのだ。
三上は、何とか野球部の年間維持経費
3億円の捻出方法を考えるが、
しかし、それは不可能であった。
一方、坂東社長(立川談春)は、
笠井専務から青島製作所の株主名簿を手に入れ、
新たな反撃を考えていたのです。
親から譲り受けて、青島の10%、200万株を持っている
竹原に眼をつけたのである。
坂東は竹原に会い、
統合して上場すれば、巨額の金が入る、とけしかけたのだ。
竹原は行動に移す。
細川、笠井に会い
合併を勧め
臨時株主総会招集請求書を提出するのです。
緊急役員会が招集された。
問題が発生した。
細川は
「キャピタルゲイン(株式など資産価格の上昇によって得る利益)、
坂東が経営統合後に上場する、と明言して、
株主たちを統合賛成に誘っている」
と説明するのです。
上場すれば、青島製作所の株式が
数千万から、数億円になる可能性があるのです。
役員からは、ゴットマザーが問題だとの意見がでる。
その人は
キドエステート社長の城戸志眞(ジュディオング)である。
不動産業やホテル経営し、
年商1千億円ほどのグループ企業の長であり、
マスコミにも取り上げられる有名な社長である。
青島会長の遠縁にあたり、
青島の株30%持っていた。
坂東は
笠井専務から
「決して一枚岩とは言えない」との情報を得て、
青島の弱点は株主構成にある、
と睨んだのである。
青島会長30%、城戸社長30%、竹原10%、その他30%
その弱点を突こうとしていた。
株主総会の議決権は、全株主の51%が必要であった。
まさしく城戸社長がキーポイントである。
細川と三上は城戸社長を訪ねる。
細川は、経営統合には断固反対と、説明するも
城戸は
「統合には賛成です。
笠井専務の意見も聞いてみたい。
株主としては、どれだけ儲けるかが問題」
と賛成に前向きなのです。
公式練習で野球部の人気がある。
特に沖原は注目されていた。
部員たちの姿をみて、三上は心が痛いのである。
細川は沖原に声をかける
「次の試合勝てそうか」
「勝たなきゃ廃部ですね。がもし勝ち続けて優勝したら、
来年まで野球部残してくれるんですね」
「もしそんな奇跡起こせるなら見せてくれ」
沖原は、明るく、前向きで、やる気満々であった。
三上はたまらず、
マネージャーの古賀(高橋和也)に
知らせるのです
「今月いっぱいで廃部する。
それが銀行から融資を受ける絶対条件だ」
「負けたら廃部でやってきた、約束破るんですか」
「細川社長はここまでやるとは思ってなかった。
後で皆に説明する。お前には先に伝えておこうと思ってな」
開発部長の神山と細川
細川が、いままでの3分1ほどのチップに眼をやると
それは、イメージセンサーの副産物といわれた
細川にある閃めきが走った。
「これスマホに搭載できないか」
「・・・可能性あります。やってみます」
そのやり取りを笠井が聞いているのでした。
一方野球部は、
敗者復活の2回戦タナフーズ戦に挑んでいた。
そこに大きなニュースが飛び込んだ。
第一代表決勝戦でイツワが負けたのだ。
敗者復活の勝者とあたるのだ。
つまり今日の試合に勝てば、次はイツワなのだ。
皆力が入る。
今日も勝つ!
大道監督(手塚とおる)は次の試合を考えて
沖原の温存策をとった。
予定は、
1~4回まで猿田
5~6回を倉橋
7回以降を沖原であった。
が試合開始早々、
猿田は、
ピッチャー強襲の球を受け、負傷交代する羽目に。
2番手倉橋は肩もできず、
タナフーズの待ち戦法に合い
無死満塁
そこで狙われホームランだ。
4点を取られる
更に安打と四球で
またも無死満塁のピンチだ。
沖原は、ガマンできなく
監督に、投げると申し出る。
なんと1回から沖原は登板することになったのである。
さすが沖原、この回ビシッと抑える。
その頃、電話を受けた細川は
東洋カメラを訪ねていた。
購買部長の大槻
「期日まであと3週間だ、間に合うのか」
細川「大丈夫です」
「噂で臨時株主総会をやるとか、
イツワは、よりスペックを上げるとか」
そこえ
尾藤社長(坂東三津五郎)が現れる。
「そこで提案なんだが、青島とイツワの
“コンペ形式”ではどうか、
スペック、コスト等のトータルで判断して決めさせてもらう」
と提案するのだ。
細川は
「その提案に乗ります。ただし我々の目の前で、
開かれた公正な場で、見比べ採用決めていただきたい」
「いいでしょう」
3週間後にコンペ形式で行われることになったのです。
一方野球は
沖原は見事なピッチングである。
だが攻撃陣は、
相手の次々とピッチャーを
6回まで7人も交代し
目先を変える戦法に
打ち込めないでいた。
7回表
沖原に疲れが見えてきた
あわやホームランという大きなライトフライ、
疲れ出た
打たれ出したのである。
沖原は一丸となって応援してくれるスタンドの姿見て、
気を引き締めるのだ。
大道は、8,9回になればチャンスはある、という。
8,9回になると
相手投手は固定しており・
そのデータは揃っていたのだ。
8回
相手は「慎重で臆病だ」
のデータから
徹底して球を選ばせ、四球で
1、2塁のチャンスをつくる
4番に外角直球に的を絞らせ
見事に打ち、ホームランとなる。
4対3である。
9回
このピッチャーは
「フィールヂングが悪い」
大道は
セーフティバントを指示する
徹底したバント作戦だ
相手守備を乱し
ついに点を取る
4対4だ
ランナー1塁
沖原の疲れはもう限度だった
延長は負けを意味する。
大道は次の打者に勝負をさせる
配球の読みをさずける
2級目の直球を引張れ!
そのとおりの球が来た
引張った
ライト線ぎりぎりの鋭い打球が
一塁ランナー懸命に走る
二塁を駆け抜け
三塁をまわる
ライトが懸命に返球する
ホームに滑り込む
タッチする
・・・
一瞬ランナーの手が早い
セーフ
やった
逆転だ!
4対5で勝った!
試合後
大道はマネージャー古賀に問ふ
「何かあったのか」
何か違う様子に気づいていたのだ。
古賀は泣き崩れるのでした。
社員食堂で
カンパーイ
野球部全員で勝利を祝っていた
大道監督が
「皆んな今日はよく頑張った。いよいよ次はイツワ戦だ。
がその前に」
その時、三上が現れた。
「皆んなに話してない事がある。
青島野球部は今月いっぱいで廃部にする。
守ってやれなかったこと本当に申し訳ない」
一斉に声があがる。
勝ち続けたら廃部にしない、そういう約束だった。
社長の命令ですか
「社長に言ってない。野球部長・総務部長として私の答えだ。
これから社員100人切らなければならない。
君達だけを残す理由にはいかないんだ。
許して下さい、このとおりです」
三上は泣いて謝るのです。
大道
「そういうわけで、次のイツワ戦が、勝つも、負けるも
お前らとの契約打ち切りだ。
明日からどうするかは、お前らが決めろ!
以上だ」
細川は、笠井に頼もうとしていた。
城戸社長が笠井専務の意見を聞きたい、といっていたので
笠井に頼んで、統合反対を訴えてもらおうとしたのです。
笠井を追って、出かけたホテルのロビーで会うことできた。
細川
「あなたに頼みがある、城戸社長にイツワとの経営統合に否決するよう
頼んでもらいたい」
笠井
「私は統合に前向きなのです」
「彼女説得するにはあなたの力借りるしかない。あなたが望むなら
社長の座をゆずります。だが経営統合だけは絶対認められない。
実態はイツワによる子会社化だ。我々経営陣だけならまでしも、
青島社員達は、一部の開発部門を除いて、全員切り捨てられる。」
「社員達が安心して定年まで働くことができ、仕事に打ち込むことができる。
それが会長と私が目指した青島製作所だ。
常に勝つか負けるかのあなたのやり方でなく、
他社との共存共栄が生き残ろ道です。
私はイツワとの統合に賭ける」
「坂東という男は、青島製作所のことなど、微塵も考えていない」
「いいやそれは違う。坂東社長こそ、青島の救世主で、
信頼できるパートナーだ」
そこえ坂東が現れたのです
坂東
「あまり遅いんで心配しましたよ笠井専務」
細川
「どういうことだ、・・・笠井さんあんた、まさか」
イツワの坂東社長は、とてもしつこく、粘り強いですね。
スペック技術の不正が暴かれたかと思うと、つぎは株主に眼をつけ、
統合後の上場を餌にして、臨時株主総会を開かせ、
総会議決で経営統合をもくろむのであります。
笠井専務が坂東に引き込まれているようで、心配ですね。
このまま統合されるのでしょうか。
もし統合され、本当に上場されれば、
青島の株式はとんでもない価格になります。
株主にとってこんな嬉しいことはないですね。
でも細川社長のいうように、坂東が青島のこと考えないのであれば、
子会社化され、経営者も社員のほとんどが切り捨てられる。
青島の技術開発力だけのっとられることになりますね。
怖いですね。
今回は全く出番のなかった、
青島会長が次は出てきそうに思います。
何かヒントを与えるべく、動くのではないでしょうか。
野球部は大変なことになりましたね。
三上部長の決断で、今月いっぱいで廃部です。
野球部員どうなるのでしょう。
もし社員として残れないのなら、死活問題です。
イツワ戦どころではなくなりそうです。
心配ですね。
来週は10分拡大スペシャルであります。
逆転があるのでしょうか。
ここまでルーズヴェルトゲーム第7話あらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございました。
いよいよ大詰めになってきました。
mozu9話のあらすじネタバレと感想であります。
室井の計画とは何なんでしょう?
室井の行動には誰かがついているのか?
雨の中、事故現場を訪れた倉木(西島秀俊)は、
何物かにつけられている気配を感じ、それを追う。
その先には東(長谷川博己)がいた。
東は助言だと話す
ある小説に、理想郷“オメラス”があり、その街のどこかに、
地下に閉じ込められた子供がいる。
皆知っているが、その子の犠牲が理想郷の条件だったのだ。
同じだ。国家という大政を維持するため、
「臭いものに蓋をする」地下室の門番、それが公安だ。
おれはそんな仕事に嫌気をさして公安を辞めた。
お前も俺と同じ考えにたどりつくはずだ。
一方、警察によって独房に監禁された新谷宏美(池松壮亮)は、
百舌の衝動が、日増しに強くなるのです。
鎖に繋がれ、獣のようなうめき声をあげる。
爆弾事件の黒幕である公安部部長・室井(生瀬勝久)は、
サルドニア共和国大統領が来日するまで、
政府ハウスに軟禁することになる。
津城(小日向文世)は、
倉木、大杉(香川照之)に協力を依頼するのです。
車で行った軟禁先は、
静かな水辺の別荘である。
ここで室井は軟禁され、
倉木、大杉、美希(真木よう子)が監視の任務にあたるのだ。
一方、津城は、警察幹部と会食をしている。
警察長官「室井の件は公にしない」
津城「処理できない部分は、未解決事件として」
「その線で頼む」
河合「問題は室井ををどうするかだ」
津城
「爆弾事件には大きな陰謀がある。
5年前、グラークアルファ作戦が発端です。
当時内閣危機管理官だった、森原官房長官の命令で、室井が責任者です。
もし室井の計画どおり、
大統領がテロに巻き込まれれば、
ここにいる全員は責任取らされ失脚する。
そうなれば、森原官房長官の息のかかった室井警視監が
警察組織のトップに立つ。」
そこえ森原官房長官が、近くに会食してたので、と現れた。
森原は津城に
「こそこそ私の周りを動き回るな!
警告だ!」
津城
「公安省とはどういった組織ですか?」との質問には
「初耳だな」ととぼけられる。
水辺の岩に腰掛け
美希は倉木に話かける。
「大切な人を失って、どうやって生きてけばいいのか、
でも抜け殻のような日々を過ごすなんて、
大切な人は、望んでいないと思う」
倉木は黙ってタバコをふかし、聞いている。
津城は、室井に森原官房長官に会ったこと告げる。
「私に圧力かけるため、わざわざ出向いてくれた。
まだ諦めてないんですか、悪あがきはやめときなさい」
室井と美希
「君の父さんと一緒に仕事したことある。
優秀なひとだ。だが少し強引なところがあった」
「どうして行方不明になったの」
「私の手伝いをする時が来たら、教えてあげるよ」
警察の独房
新谷宏美がいない
逃走したのだ!
鎖で繋ぎ、さるぐつわをしていたのに、どうやって?
倉木と室井
室井は千尋について話し出す
すでに関係は終わっていて、
倉木との結婚を祝福していたという
倉木
「クラーク作戦で落ち込んだ、千尋の心につけ込んだ」
「あの時彼女から電話あった。
血液型から雫の父親が、私だと分かった時、ショックだった。
雫ちゃんを殺したのは、千尋かも、と疑っているんだろう」
「何か聞いたか」
「真実を知ったところで、起きた事実は変わらない。
すべての発端はお前なんだよ。全部お前のせいだ」
その時警報が鳴る
電気が消えた。
懐中電灯を持ち、室内探索する3人。
ドアのガラス割れている
誰か侵入したのだ
また音がする
石が投げ入れられてる
暗がりの中
室井の前に宏美が現れた。
室井「何故俺を殺そうとする」
宏美「お前のせいで和彦が死んだ」
そっと忍び寄る美希に
宏美は棒で殴り倒すのだ
美希の銃が転がった。
銃を室井が拾う
銃を宏美に向け室井はいう
「国家の仕事には、汚い仕事も必要だ、それがお前たちだ、
お前も、お前の兄も手駒なんだ。」
「ふざけんな」
もみ合う二人
銃の音がした、
アイスピックで室井を刺そうとする
駆けつけた大杉、鉄パイプで宏美を殴る
もみ合う
大杉と宏美
逃げようとする宏美を
倉木がはばむ
格闘となる二人
・・・
暗闇の中室井が歩き出す。
美希が止める
室井は銃を向け、撃つ
銃の音に、倉木は音のした方に向かう
車の走り去る音がした
室井に逃げられたのだ。
大杉も宏美に逃げられてしまう。
美希は血を流して倒れていた
立ち尽くす倉木に電話が入る
東からだ
「俺は自分の存在意義がわかった。
秩序を乱すのが、俺の役割。オメラスの平和は終わりだ。
俺はバクダン二つ入手していたんだ。一つは室井が持ってる。
お前も俺と同じ答えに辿り着く」
「完全にいかれてる」
東はビルの屋上で電話していた。
携帯を捨てる
夜空を見上げる
両手を大きく広げる
今にも飛びだちそう
夜が明けた。
津城の個人事務所
3人がいた
津城
「彼らは大統領暗殺の爆弾テロを起こすつもりです。
テロがおきれば、森原は世論を味方に、警察組織の弱体を叩き、
法の改正を行い、警察庁と都道府県警察本部を統合させ、
公安警察を中心とした公安省をつくる。」
倉木
「自分の息のかかった室井警視監をトップに据えれば、
森原は絶対的な国家権力を持つ事になる」
「そうなれば、盗聴、隠蔽、裏工作など手を使って、
彼は政府のトップに君臨し続けることになる。
ですから爆弾テロ起きたら終わりです。
何を訴えても、闇に葬られる」
その時警視庁公安部が7、8人踏み込んだ。
「全てを押収する」という
後ろから
室井が現れた。
津城に向かい
「内乱の容疑がかかってる、
国家の秩序破壊しようとしたテロリストとして、身柄拘束する」
津城に手錠をかける。
倉木に向かい
「爆弾事件の首謀者は君の妻だ。
彼女の犯行を幇助した疑いで監視対称になる。」
「千尋に全てをなすりつけるのか。
絶対あんたの思い通りにはさせない」
テレビで、明日サルドニア共和国大統領の来日を報じていた。
複雑でありますが、一本一本糸がほどけてきますね。
やはり雫は室井が父親でした。
室井には千尋にたいする優しい面があるのですね。
倉木と交わす、昔の話には引き込まれます。
ですが自分の信念には、執拗で図太いですね。
美希に銃をむけ
津城に手錠をかけ
ひそかに大統領暗殺のテロが起こるようにするとは
生瀬勝久さんの演技に凄みがあります。
いよいよ来週はSeason1の最終回です。
クライマックスですね。
あまりにも多い謎が
あと1回で全て解けるのでしょうか。
ここまでmozuネタバレ第9話あらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございました。
ビターブラッドの8話キャストと感想です。
島尾明村(渡部篤郎)はエレベーターに閉じ込められ
尿意を催すのだ!ガマンできるのでしょうか?
佐原夏輝(佐藤健)は、
前田瞳(忽那汐里)が「島尾明村(渡部篤郎)を好きだ」と聞かされ
気になるのです。
二人をジロジロみる。瞳はいらだつ。
夏輝は鍵山謙介(高橋克実)に、買い出しを頼まれる。
瞳は、たしなめようと追う、島尾も偶然やってきて、3人でコンビニへ。
取調室
富樫薫(皆川猿時)が被疑者の男を調べていた。
富樫が携帯電話に後ろみせた隙に、
男は椅子で冨樫を殴ったのです。
冨樫は倒れ、頭から血が流れ出る。
差し入れのカツ丼を運んできた鷹野浩次(KEIJI)も
殴られる。
男は取調べ室より逃げ出した。
鷹野はすぐ気づき、報告する。
鍵山は直ちに1階の全出入口を封鎖させた。
鍵山と稲木俊文(吹越満)は監視システムの画像をみる。
・・・
いた、見つける。署内にいるのだ。
が3階付近で男を見失う
いた、地下に向かっている
男は電源室に入り、機器を壊すのだ。
署内が暗くなる
予備電源で主要機器はかろうじて動く
一方、コンビニから戻る途中の3人は、
電源が切れ、エレベータ内に閉じ込められた。
そして3人とも携帯を忘れ、持っていないのです。
緊急捜査会議
鍵山は
「出入口は封鎖されてるので、どこかに潜伏しているか、
署の職員を装っている可能性がある。
身長180センチ、黒のキャップ以外不明」
取調べの不甲斐なさを非難されるのだ。
稲木は、ソフトが出来たと発表する。
見分ける方法は
『名前を尋ね、それを打ち込むと、
署員ならプロフィールが表示される』
というものだった。
エレベータでは
島尾がエレベータの管理会社に非常用の電話を入れた。
島尾は缶コーヒーを飲もうとし、
夏輝にコーヒーは尿意を促すから、飲むな、と止められるも、
平気で飲むのです。
ところがそのエレベータ業者が駆けつけるも
入口で、封鎖されていて、中に入れないのです。
一方、医務室では
冨樫が目覚めたのです。
そこえ、署長が怒鳴り込む。
私服で肩にゴルフバック担いでる。
「今から1時間以内に、捕まえなければ責任とって貰う」
というのだ。
その場の鍵山、稲木、古雅、鷹野は辞表を書く事に同意するのだ。
このとき14:00だ
期限は
15:00ということになる。
稲木は、冨樫に人相を聞く。
特徴がない
冨樫は思い出す
「腕にサソリの刺青があった」
エレベータ
島尾は尿意を感ずる。
瞳の手前、何とかつくろい
突飛な話題で気をそらそうとする。
梶山がイレズミのデータを探す。
該当するのを見つける
それを冨樫が確認した。
なんと手配中の凶悪犯
相模(中野裕太)である。
そんな中
トイレで鷹野は、長い時間開かないドアをノックする。
少ししてドアがあく。
男は鷹野を襲う。
腕にあの刺青がある
相模だ
激しい格闘の末
倒れたのは鷹野であった。
次にトイレに入った古雅も
襲われ、倒れるのです。
ふたりが倒れ、拳銃を奪われた。
冨樫は、制止を振り切って
怪我を押して、捜査に加わるのです。
エレベータ
もう1個の缶コーヒ-は
これ以上飲ませれれないと
夏輝が飲んでしまう。
瞳は島尾の指のツボを抑え
一時的に尿意を感じなくする。
喜ぶ島尾。
14:35
備品室で物音する
一人の警官がケガを負って倒れていた。
名前は交通巡査の安堂という
すぐ救護される。
14:39
また5階の物置で変な物音が
こんどは裸にされた男
名前は交通巡査の安堂という
さっきの名前と同じなのである
冨樫が走る
先の男は、救急車に乗るべく、
署から出るところだった
負傷者の腕をまくる
サソリ刺青がある
相模は逃げようとする
冨樫と格闘になる。
相模は署内にまた逃げ込んだ。
14:57
エレベーターが直った。
二人とも尿意を我慢していた。
トイレに走ろうとしてするが、
島尾は止まるのだ。
その時エレベータに入り込んだ警官に
見覚えがない
島尾は全署員の顔を知っていた。
男は犯人だった。
銃2丁を二人に向ける。
14:59
冨樫が天井裏に潜り込んでいた
這いずりまわっている
ドサッとして天井が抜ける
なんと丁度犯人の真上に落ちたのだ
相模は下敷きなっていた
「犯人確保した!」
冨樫が叫ぶ
15:01
署長室
鍵山は辞表を出していた。
すると電話が入り、確保を知る。
「少し遅れましたが、確保しました」
署長は
自分の腕時計針を少し戻し
「14:59被疑者確保」
とニヤリ、とするのでした。
細かくみると、とても現実ではありえないことが、多々起こります。
おもわず笑えます。
単純明快で、スカッとしますね。
面白いです。
ビターブラッド キャスト
佐原夏輝 … 佐藤 健
主人公、新人刑事、通称ジュニア。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
正義感強い、直情型。
島尾明村 … 渡部篤郎
佐原夏輝(佐藤健)の父、通称ジェントル。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
冷静沈着、息子思い、潔癖症。
前田 瞳 … 忽那汐里
新人女刑事
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
柔道の有段者、正義感強い、意地っ張り。
稲木俊文 … 吹越 満
尾行の達人、通称チェイサー
全て理屈で捉える。
古雅久志 … 田中哲司
結婚願望が強い独身、通称バチェラ
拳銃の腕前は抜群
富樫 薫 … 皆川猿時
口臭がきつい、武闘派、通称スカンク
その匂いで相手に音を上げさせる。
鷹野浩次 … KEIJI(EXILE)
刑事ドラマおたく、情報通、通称タカ
銃のマニア。
鍵山謙介 … 高橋克実
鍵山班班長 課長。
昔はかなり恐れられていた。
みんなのお父さん的存在
佐原 忍 … 広瀬すず
佐原夏輝(佐藤健)の妹。
大学一年生、
兄と違い島尾明村(渡部篤郎)と仲が良い
山村万智 … 草村礼子
お食事処「ふくろう」の女将。島尾は店の常連客。
いつも佐原夏輝(佐藤健)を見守る。
貝塚剛久 … 及川光博
島尾の元バディ、瞳の父・前田修一を殺害、逃亡中。
ここまでルーズヴェルト・ゲーム第8話あらすじ感想でした(^^;
お読みいただき有難うございます。
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第6話
業務提携が白紙に戻り、崖っぷちの細川、
泥まみれの野球部員に、一丸となって応援する社員達、
いつしか細川も大声で応援するのだ。
細川はイツワ製品より、高品質のもの、短期間でつくれるのでしょうか。
野球部は敗者復活戦どう勝てるのでしょうか
緊急役員会議
社長細川(唐沢寿明)は
「スペックを上げた上、納期を早めてもらいたい」と要請する。
他の役員も一同に要請するのだが
開発部長の神山(山本亨)は
「無理だ、出来んものは出来ん」と頑なにいうのだ。
技術開発部では、優秀な社員、沢木も抜けてる。
細川は、神山の人格に疑問を持つ。
一丸となって戦はなければならない時、
自己犠牲の精神をみせて貰いたいと思うのだ。
東京都代表は3つあり、
第二代表は、敗者復活戦のある特別なルールであった。
そんな時問題が起こる。
週刊誌に沖原の過去の傷害事件が報道されたのだ。
それも故意に誹謗中傷したものであった。
沖原は愕然とするのです。
役員も騒ぎ出す。
出版社を訴えるべきとの声に
細川は
「ほっとけ、そんな暇ない」
専務の笠井(江口洋介)は
「あなたには、青島のプライドは無いのか」
と細川を非難するのだ。
一方
イツワ野球部監督・村野(森脇健児)は
「沖原は本物だ、この際徹底的に潰しておく、会社命令だ」
とイツワの部員に指示しているのです。
イツワ電器社長・坂東(立川談春)
「青島を追い詰めるため、監督、エース、4番を引き抜いたが、
社会人野球は一度イメージが悪くなると取り返しつかない」
イツワ社長秘書・花房(平井理央)
「過去に問題かかえた沖原は、うってつけでした。もう一件の方もうまく」
夜11時電気がついてる
細川は立ち寄った。
技術開発部である。
残業しているのである。
皆疲れきっている。
仮眠している人もいる。
奥で神山はダメ出しをして指示している。
美里(広瀬アリス)が
夜食のおにぎりの差し入れきた。
「神山さん、もう何週間も家に帰っていない」というのだ。
・・・
5年前、神山は他社と競合に勝つため、通常より早いペースで
温度センサーを完成させた。テストで僅かなブレがあるも“よし”とした。
ところがその僅かな誤差が重大な欠陥となり、
そのリコールにより、会社は40億もの損害を被った。
在庫室に追いやられていた神山に手を差し伸べたのは、
当時営業部長だった細川なのだ。また開発部長に戻り、
イメージセンサーが成功し、細川は社長に抜擢されたのである。
・・・
神山
「やはり、納期は早める約束はできない。申し訳ない」
細川は決心したのです
「もうあなたを信じるしかない。
全力尽くしてくれたら、それでいい。
ダメなら又その時考えよう」と神山の肩を叩くのです。
細川は、現在の姿勢を説明にミツワに赴くも
担当部長から、
もうミツワから試作品が届き、
御社と比較して遜色ない高性能。
納期も確実で、
コストにも秀でた、ミツワにするしかない。
そして
暴力事件の野球部員のこともあり、
商品にはイメージが大切、ともいうのだ。
一方敗者復活戦がはじまった。
沖原に週刊誌の記者が執拗に、からまる。
沖原を挑発するのだ。
試合がはじまっても
スタンドから酷い暴言をはくのです。
沖原は動揺し、冷静さを失う。
コントロール定まらず
暴投、暴投、さらに危険球で
退場となるのです。
監督・大道(手塚とおる)は
「精神的な試練だ」と受け止めるのだ。
この試合は、なんとか勝つことができた。
だがすっかり落ち込む沖原
大道は、
「沖原抜きでは、次の試合に勝つ可能性4%」と
眼がギラギラ光るのです。
その週刊誌の記者は、坂東の秘書・花房からお金を受け取る。
やはり故意にやらせていたものでありました。
社長室
秘書・仲本有紗(檀れい)のすすめで細川はテレビをみる。
・・・
そこには坂東が話をしていた。
「社会人野球では、
良い選手は、良い会社から育てれれる。」
名指しこそしてないが、青島製作所とわかる言葉で、
青島を批判しているのです。
秘書・花房の坂東社長への人柄についてインタビューもあった。
・・・
一緒にみていた
営業部長・豊岡(児嶋一哉)が
「この女見たことある」というのだ、さらに
「妻とホテルのレストランに行ったとき、
その時バーに入っていく彼女を見かけた。
彼女と一緒にいたのが・・・」
またも週刊誌記事がでる。
沖原は暴投の連続で
危険球退場となるかっての暴行投手
と更に酷く非難していた。
細川はネクストキャリア・コンサルティングに電話を入れる。
社長室
秘書有紗がプンプンしながら入ってくる。
注文したケーキの遅れに怒っている。
「何か事情あるなら、きちんと説明すべきですよね」
これに同席の
野球部長・三上(石丸幹二)は
「君の言うとおりだ」
三上はヒントを得た。
野球部員の前で三上は
「練習試合をやる。できるだけ名前のあるところとやる。
沖原に後ろめたいことは何もない。
だからどうどうと見てもらおう。
沖原はうちの自慢のエースだってことを」
全員
「見せてやろう、誰よりも野球がやりたいんだってことを」
一人しぶる沖原
大道は
「来い!」と練習場に連れ出す。
沖原に、守備練習のノックを受けさせるのだ。
沖原は球を捕球できない。
細川はネクストキャリア・コンサルティングを訪ねる。
知り合いの北浦に依頼して、ある人物に会いに来たのだ。
その人物とは、
イツワ開発部長・矢野であった。
矢野は、ハンティング先が青島とわかると、警戒するのです。」
細川
「うちはあなたを本気で欲しいと思ってる。
イメージセンサーはあなたが、開発したものじゃない。
外部の人間が持ち込んで作ったもの。
坂東社長は厳しい人。必ずその外部の人を新部長とし、
あなたは降格される。
うちにくればよい。部長待遇とはいかないが、
うちには独自の技術がたくさんあり、やりがいのある環境だ。
ただ一つ条件がある。
東洋カメラに提出したイメージセンサーの
詳しいスペックが知りたい」
野球練習場
まだノックは続いていた。
なんともう3時間以上だ!
ついに沖原倒れる
駆け寄り助けようとする部員たち
大道はそれを止める
「お前にとって野球は、そんなもんだったか
くだらない風潮に負けるのか、
“お前を救えるのは、お前だけだ!!”
いくぞ!」
なんとまだ続行しようとするのだ。
沖原は薄れる意識の中に、大道の言葉が突き刺さる。
ムックリ上半身起こす
「ウオ~~」
と絶叫する
「ウァ~ウァ~」
立ち上がった
「来い!」
大道の声が遠く響く
「ラスト1本」
細川は神山に書類をみせた。
神山
「よくこんな詳細なものが手に入りましたね」
細川
「うちのと同じものだ、うちのデータが外部に漏れた。
豊岡が見たという、坂東の秘書と会っていた相手は沢木だ」
だが沢木個人に損害賠償を求めることできても、
ミツワは知らなかった、
と言われればそれまでなのである。
細川
「何とかこれが、うちから流出したデータだと、証明できないか」
神山
「方法はある。だが一つ条件がある」
細川はイツワ電器の坂東を訪ねた。
細川
「うちの元技術開発の沢木が世話になったようで」
坂東と花房は目で合図して
「沢木?知らんな」
「実は先日うちが開発中のイメージセンサーの技術情報が流出した。
御社が作った試作品、うちのとウリ二つ。」
「事実無根、うちはあくまで独自開発したもの。
だいたいうちのスペックどこで手に入れたのですか」
「うちの開発部長神山は慎重な男。何の防御策もとってないと思いますか。
これは御社の試作品を搭載したカメラで撮った画像です。
万一のために、バグを仕込んでいたんです」
と1枚の画像を出す
「バグ?」と見る坂東の顔に、焦りの色が浮かぶ
「これを拡大したものがこれです」
もう1枚出す、
そこには《AOSHIMA》の文字が浮かんでいた
・・・
驚く・・・焦る坂東!
さらに細川
「昨日付けで依願退職された矢野さん、うちで働くことになりました」
「きさま雇用条件に矢野から情報引き出したのか」
「あなたが沢木にしたことと同じです。“目には目をだ”
間違いなくうちで開発した物が、何故御社にあるのか?」
坂東の顔が紅潮する
・・・
必死に救いの策を考える
「ああ思い出したよ、沢木だ」
「知らないといっていた」
「忘れていた。沢木がデータを持ち込んで来た。
まさか青島さんのイメージセンサーだったとは。
すっかり騙された。うちも被害者なんですよ細川さん」
「バグにはロックがかかっている。
解除できるのはうちの神山ただ一人だ。
バグに気づかずに世に出したら、大変なことになってましたね。
適切かつ即急な対策を」
といい細川帰っていくのです。
やった~ぜんめん勝利です。
花房
「申し訳ありません、秘書として、社長にこんな屈辱合わせるなんて」
「気にするな、切り札はこちらの手の中にある」
えっまだあるのですか
実にしぶとい坂東であります。
練習試合当日
なんと相手は、読売巨人軍二軍である。
青島会長のツテで実現したのです。
6回表
青島0対2巨人
打たれて、ピッチャー交代
沖原だ
例の記者はヤジをとばす。
今度の沖原は違っていた
冷静であった。
みごとな速球が決まる。
高速スライダーが決まる。
動じない沖原を見て、記者は最前列にいって
ヤジを飛ばすも、周囲のお客に非難され逃げるのです。
細川と神山
細川
「東洋カメラとミツワの話は白紙に戻った。あとは我々が
期待を裏切らないイメージセンサーを完成させるだけ」
「今までスッペクはイツワにバレてる。
よりハイスペックなもの目指すしかない。」
神山の一つの条件とは、ミツワを訴えないことであった。
訴えれば沢木の犯罪も公になる。
神山は沢木を助けたかったのだ。
神山
「あいつならバグを見抜き、解除もできたはずなのに、しなかった。
最後に後悔したんでしょう。
あいつに、もう一度やり直すチャンスをやって下さい。
私の時と同じように」
頭を下げる神山。
「お約束出来ませんが、あなたの気持ち、できる限り尊重します」
細川は、社員の気持ちを
だんだんと理解するようになってきました。
沖原のピッチングで
記者の見方がかわってきた。
特に、鹿取テクニカルディレクターの発言
「あの直球と高速スライダーは、今年のドラフト注目株だろう」
との評価は、記者たちを惹きつけるものでありました。
好意的な評判記事が掲載されるのです。
そんな中、
笹井専務から
青島製作所の株主名簿が、
坂東社長の手元に届くのです。
不敵な顔の坂東
今度は何をしようとしているのでしょう
一方笹井専務は細川に
「あなたの強引なやり方には、賛同できない。
あなたには代表を降りていただき、
私がこの会社の舵をとります」
というのです。
ついに専務の不満が爆発したのでしょうか。
いつも冷静に判断する専務が、立ち上るのです。
何か坂東の策と通じているように思えます。
渡った株主名簿が気になります。
株主と関係あるのでしょうか
ここまでルーズヴェルトゲーム第6話あらすじ感想でした(^^;
お読み頂きありがとうございます。
]]>mozu8話ネタバレあらすじ感想
第8話
倉木の妻・千尋が、何故そんなことを?
黒幕は誰!室井なのでしょうか?
倉木は爆弾事件の真相を解明できるのか?
理解できない衝動とは?
大きく動いてくるのです。
複雑で難解に絡まった糸が、一本ずつ解けていくのです。
面白いですね。
ダルマには、公安警察の極秘作戦グラークアルファの存在がある。
それは公安の試作したシステムで、
電子機器による会話・情報を自動で傍受するもの。
国民監視であり、国家はその存在を認めていない。
それが何者かに奪われたため、
それを奪還、もしくは殲滅する必要があった。
それは精鋭6名が潜入する、
「グラークアルファ作戦」である。
責任者は、倉木(西島秀俊)の上司である
公安部部長・室井(生瀬勝久)であった。
だがその作戦は失敗した・・・。
5名は死亡し、倉木の妻・千尋だけが還ったのである。
爆弾事件捜査本部の指揮をとる若松(戸田昌宏)を尾行した
津城(小日向文世)、大杉(香川照之)、美希(真木よう子)は
スタジアムのようなところに入っていった。
若松の車が停まり、誰かと会う
3人にはよく見えない。聞き耳をたてる。
そこえ東が現れ、男は消える。
「津城に眼つけられた」
「心配ない、知ってても何も出来ないさ」
そこで急に尾行をやめる津城。不満の大杉である。
ある喫茶店で倉木は室井と会っていた。
倉木は、
「謎の女は千尋であり、あの作戦に参加してから、変わった。
雫が自分の娘でないこと知り、ますます離れて、
千尋は病んでいった。自分が追い込んでしまった」
というのです。
室井は
「違う、グラークアルファ作戦は潜入捜査だ。確かな情報のもと、
ある施設に、精鋭6名を潜入させた。
だが失敗した。
罠だったのだ!
捜査官達は相手の手に落ちた。
身元を明かすため72時間の猶予を与えられたが、
誰も身元を明かさなかった。
5名は処刑された。
だが彼女だけは生きて還ってきた。
何故か分からない。彼女は最後まで語ることなかった。
あの作戦が彼女の精神を病み、追い詰めたのだろう」
というのでした。
そして
「作戦の責任者だった私の責任は大きい、本当にすまなかった」
と頭を下げる。
倉木は、何かをこらえるように、
タバコを吸い、そして大きく吐き出す。
「潜入先どこだったのですか?」
「それだけは言えない、わかってくれ」
一方駐車場では、
東の車の前に新谷宏美(池松壮亮)が現れる。
弟で兄新谷和彦の敵を討つ、という。
東は「俺はこの件から降りる」
飛びかかる宏美
東は元公安で強い
逆にのめしてしまうのです。
「お前が狙うべきは俺じゃない。
何故爆弾事件の真相が、世の中に出ない!
何故俺は捕まらない!」
と捨て台詞残し、東の車は走り去る。
その後、津城個人事務所にて
倉木、大杉、美希、津城が集まっていた。
津城は、ビデオを見せるのだ。
それは津城が若松を尋問していた
「筧の狙いは」
「彼はサレドニア共和国のテロリストから、共闘を求められ、
大統領を暗殺しようとしてた。
だから警備計画書の写真とバクダンを要求してきた。」
「脅迫のネタは?」
「筧に盗まれた機密情報の入ったICチィップだ」
「バクダンはどうやって手に入れた?」
「東に頼んだ。税関職員を抱き込んだのだろう」
「あなたは筧との取引に応じながらも、
裏で新谷を使って、筧を殺そうとしてた」
「はい」
「そして証拠隠滅のため、新谷和彦も処分しようとした」
「あいつは知り過ぎていた。ハナから使い捨てるつもりだった」
テープは此処までである。
いや~おどろきました。
筧は大統領の暗殺を企てていたのですね。
それでIC
チィップをネタに
警備計画書の写真とバクダンを要求されたのです。
若松は、
筧の要求に応じるも
新谷を使って筧を殺そうとし、
さらに新谷も殺そうとしていたのです。
若松は、筧に脅され、倉木の妻・千尋を利用したことになる。
倉木は
「どうして若松警視は、俺の妻を利用できたのか?
何故、妻は爆弾を起動したのか?」
と疑問をぶつけるも、
津城は、
「それは個人的なことです。
取引当日に爆弾が爆発して、
筧を殺そうとしていた新谷が
ICチップと写真を回収した。
若松警視が、新谷和彦を処分しようとし、
裏にいた実行犯の新谷宏美が、記憶喪失になり、
複雑になってしまったんです。
爆弾事件の真相は明らかになった。」
というのです。
そして、若松には、
今までどおりに指揮をとってもらう、まだ役割がある、
というのです。
雨の中歩く、倉木と大杉
大杉「これで闇に葬り去られるのか」
倉木「そんなことさせない」
「何か分かったのか」
「ああ、あの人だ」
車の中
東と男
「その中には何の情報も入ってない、それを回収しろとの命令は若松だ、
あいつの独断だったのですね、俺は当分消えますよ先輩!」
男は車から降りた。車走り去る。
手に小さな花束を持っている。
娘の病室に入ると、倉木が待ち伏せしていた。
男は室井であった。
倉木は俊敏に動き、
室井を殴る。
銃を出していた。
弾倉から1発だけ残し、あとは抜く。
室井の額に銃口をあてる。
撃鉄を
起こすのだ
「どうして千尋を利用した?」
「やめろ」
カチッ・・引き金ひかれる。
弾は出ない
また撃鉄おこす
「どうして答えろ!」
「聞いてくれ」
引き金ひこうとした時
美希が、銃を向けて公安警察とともに飛び込んできた。
すぐに倉木の暴走を止めたのである。
公安取調室
津城が、室井を尋問していた。
倉木、大杉、美希は隣室で見聞きしている。
「あなたが爆弾事件の首謀者ですね」
「ああ、そうだ」
「このICチップを筧が手に入れたが、分析では意味のない数字だ」
「暗号化された機密情報と思ったんだろう」
「脅迫はあなたの自作自演だったのですね」
「そうだ、大統領暗殺の情報をつかみ、筧に匿名でICチップを送り、
機密情報が入ってると思わせた。筧はICチップと引換に
爆弾と、警備計画書を要求させた。若松警視を使って用意させた」
「あなたの誤算は、若松警視が独断で、新谷を使い、
筧を殺そうとしたことだ」
「さて本題です、あなたは筧にテロ起こして欲しかった」
「そのとおりだ」
津城
は、
「倉木があなたにたどり着いてしまったので、
ここで倉木に尋問かわる」というのだ。
倉木
「どうして筧はこんな写真持っていた?」
「筧は私を監視していた。だから彼女と一緒におるところを、
ワザと写真撮らせた。受け渡し相手を覚えてもらうため。」
「千尋をどうやって利用した」
「彼女は元部下で、精神を病んでいた」
「元恋人だったからだろう」
「そうだ」
これはビックリです。
しかし倉木の顔は、冷たく冷静である。
「なぜあいつは爆弾を起動させた?」
「それは分からない、私も予想外だった。
君のせいだ、君が優秀すぎるからだ。
この計画に気づき、邪魔する人間は君だけだ。
だから、彼女を巻き込んだのは、
君が冷静でいられないようにするためだ。
この国を変えるためだった」
「そうまでして何を変えたかったんだ」
「未来だ、この国のため」
ここで
津城は倉木の尋問を終わらせようとした。
「最後にひとつ、雫の父親は誰だ?」
答えない室井。
倉木に冷静さは消えていた。
テーブルを叩き
室井の首を掴み、
殴る
慌てて制止に入る美希たち。
津城は
「あなたを逮捕、失脚させることは、何時でもできる」
といって室井を返そうとする。
大杉「これは凶悪な犯罪だ、真実を公表する」
と叫ぶのです。
津城は
「そんなことさせません。警察組織が地に落ちる。
世間は真実なんて求めていない」
倉木は怒りで爆発しそうだ
必死にそれを制している美希。
室井は
「これが全てだ!」と吐き捨て、返ってゆくのです。
そんな中、雨の中を歩く女性。
やがて警察署に入っていく。
交通取締の婦人警官が、ビニールカッパを着けた服装である。
そのまま爆弾事件捜査本部に入っていく。
会場は捜査員でいっぱい、捜査会議中だ
前に進む婦人警官
・・・
若松警視の後ろに立つ
右手にアイスピック
カッパと帽子をとる
新谷宏美である。
ものすごい形相
若松の首を抑え
アイスピックを振り下ろす
悲鳴がでる
返り血が、宏美の顔に飛び散る
会場騒然となる。
狂ったように何度も突き刺す宏美・・・
倉木は宏美のいる拘置所を訪ねる。
宏美は鎖で繋がれていた。
「どうして後先考えない馬鹿なまねした」
「何も考えなかった、衝動だ」
倉木は
謎の女は妻であり、
妻には爆弾を起動する動機がない。
それがわかるかと、聞きにきたのだ。
「本能的衝動に理由なんてない」
「妻が衝動で起動させたと、そんなことで納得できるか」
立ち去る倉木。
とある海岸
美希
「アテナセキュルティは行方不明の東との関係は一切絶たれていました」
津城
「若松が画策し、東が引き込んだ一部の人間だ。会社と因果関係はない」
「父のことですが」
「まだ君はそれを知る立場じゃない」
雨の中、
現場に立ち尽くす倉木。
・・・
やがて雨が上がり、路地を歩く。
脳裏に妻の情報がフラシュバックする。
・・・
千尋が尋問を受けてる
なぜ君だけ生き残ったんだ
何故君だけ戻ってこれた
君達が拘束された72時間に一体何があった
・・・
一切答えない千尋
・・・
う~ん随分と謎が明かされましたね。
混み入っていて、複雑ですね。
よく倉木警部は何度も我慢してましたね。
でもついに上司の室井部長を殴りました。
予想以上の怒り爆発でしたね。
人格が変わっていました。
銃を突きつけて、
ロシアンルーレットの処刑までしそうでした。
それにしても雨のシーンが多い。
心情を表現されているように思えました。
郷愁をさそう雨ではありません。
深く考える雨のようです。
情報で得たものを繋ぎ合わせ、
何故かを問い詰める、
考えをめぐらすには
ピッタリくるのです。
面白いですね。
ここまでMOZU第8話あらすじネタバレ感想でした(^^;
お読みいただきありがとうございます。
第7話
ビターブラッドの7話(キャスト感想あらすじネタバレ)です。
結婚願望のある古雅が、結婚詐欺の被害にあう?
救おうとする夏輝、島尾、瞳の鍵山班たち。
だがは当の本人は、詐欺など信じていないのだ!
佐原夏輝(佐藤健)が朝目覚めると、隣に前田瞳(忽那汐里)が寝ている。
ビックリして起きると、瞳も気づく。
瞳は「どうしたの?」と怒るも、
夏輝は、酔った昨夜のことが、思い出せないのだ。
古雅久志(田中哲司)は皆に、結婚を宣言するのだ。
結婚相手は佐藤真琴(上原多香子)といい、
10日前、お見合いパーティーで知り、トントン拍子に話が進み、
毎日送り迎えしたいからと教習所代出していた。
小さい頃からの夢だったのと、200万の指輪ねだられている。
指輪購入して、近日プロポーズする予定と発表したのである。
皆は訝るも祝福のです。
そんな中、結婚詐欺にあったと相談にきた男がいた。
島尾明村(渡部篤郎)と夏輝が対応する。
聞くとその話が、古雅の話と同じなのだ。
「広島弁がかわいくて」
と思いを語り、
だが200万の指輪買って与えてから、
連絡が取れない、と泣くのである。
古雅と真琴は宝石店にいた。
夏輝は懸命に走り、
判を押す寸前に止めるのです。
夏輝は詐欺など信じないのである。
被害相談の男が持ってきた、
女の写真を見せる。
おそるおそるその写真を覗く、古雅
違った!
自分の真琴と顔が違った。
もう仲間が何を言っても、聞かないのである。
夏輝は、「ゴメン」というも
瞳「話かけないで」と怒っている。
島尾はこれを見て、夏輝をなじみのキャバクラに誘う。
女性との遊び方をウンチクするのです。
その時、夏輝は、古雅の相手がそこで働いているのを見つけた。
すぐ島尾に知らせるのです。
そんな中、事件がおきた。
相談に来た男が死んだのだ。
死因は「薬物多量摂取による自殺」とみられた。
他にも自殺者が発生していた。
自殺を仄めかすメールを送信している。
この相談の男は、はじめての彼女ができ、純粋である。
もう一人のは、引き籠もりの一人暮らしの老人だ。
寂しさにつけ込み、金を絞り取られたものである。
島尾は夏輝に
結婚詐欺の立証は難しい。
本人の意思で金を渡している
貰った奴がどう使おうと勝手だ
指輪を質屋に売り飛ばそうとしてもだ
そんな中ついに古雅は契約書に判を押すのです。
夏輝は真琴のSNSを見て、
明日の婚約パーティに出席予定なのを知る。
島尾は潜入捜査をするというが
誰も行くと言わないのである。
夏輝は仕方なく一人で出かけるのです。
真琴の写真を撮ろうとして、主催者に怪しまれる。
連れ出されそうになった時、
瞳が現れ、彼氏だとその場を救うのです。
いや鍵山班の全員が来ていた。
古雅は花束を持って現れ、
真琴を紹介するのです。
古雅は区役所の職員といってあった。
真琴は同僚と思い「古雅さんのこと、宜しくお願いします」
としおらしく挨拶するのでした。
ホテルの客室にて
古雅は真琴に、
「刑事だ」と、本当のこといっていた。
真琴に何か光ったものがある。
島尾は、捜査資料を見直していた。
地方交番の報告書に、詐欺師・桜田が
メールで
「もう死にたい・・・」とあり、
コーヒーが・・・
・・・
「他殺だな」と推理するのだ。
婚約パーティのビデオをみている鍵山班。
その中で真琴の
「お腹、太ったね」との言葉に
稲木(吹越満)は広島や山口の方言だと指摘する。
夏輝と島尾は相談にきた時
「広島弁がかわいくて」
と言っていたのを思いだす。
夏輝はビデオを再生し
止め、画像拡大アップした。
首の下にホクロがある。
違う顔の写真にも同じ位置にホクロがあった。
どちらも広島弁をつかう。
もしや、と色めく面々
稲木による、
婚約者・真琴と詐欺師・桜田マスミの画像解析げおこなわれた。
すると
両方の顔の骨格が一致したのです。
同じ人物!
整形してたのだ!
その時、バチェラー古雅からメールが入った。
「ふられました・・・もう死にます。」
というものでした。
島尾と夏輝は、
「それはフエイクだ、古雅があぶない!」
と叫ぶ。
救おうとするみんな。
だが何処にいるのか分からない。
夏輝は古雅が電話で「ローヤルパシフィックホテルのラウンジね」
と話していたのを思い出す。
全員ホテルに直行する。
走る車の中から鍵山(高橋克実)が電話するも
古雅は電話を切る。
真琴が薬を入れた、コーヒーはもう注がれていた。
今にも飲みそうである。
夏輝たちは少しでも早く知らせようと
部屋から見える草藁で
「SOS」
の人文字をつくる
そして叫ぶのです!
さすがにこれは笑えますね
こんなのが見てくれるんでしようか
でも古雅は、外の声に気づき、カーテン少し開け
下を覗くのです。
仲間たちを見るのです。
トイレにいき考える
手に指輪がある。
戻った古雅は
指輪を差し出す。
真琴は手を差し伸ばす
古雅は手錠をかける
指輪は下に落ちる
「どうして?」と真琴
「やっぱり俺、仲間を信じているんだ!」
その時は鍵山班は部屋に入っていた。
「どこに証拠があるの」の真琴の言葉に
島尾は
「コーヒーだ、コーヒーを調べろ」と指示するのです。
お食事処「ふくろう」の店
女将から、島尾の言った言葉に怒り、やけ酒をのみ、
すっかり酩酊して、夏輝に連れってもらった顛末を知らされるのです。
瞳は「悪いのは自分だった」と夏輝に謝る。
やけ酒飲んだのは
島尾の
「前田瞳のこと、女として見たことないから」
の一言であり、
更に瞳は
「好きなの、島尾先輩が好きなの」
という。
夏輝は戸惑うのであります。
好きとは、意味深ですね。
ただ仕事のできる先輩として尊敬している、意味なのでしょうか。
それにしても、人文字とは
必死さより滑稽さが出てますね。
すっかり結婚願望に取り憑かれた古雅、
信じる頑なな姿に、あわれみを感じますね。
最後に、ころっと変わるところが、面白いですね。
ビターブラッド キャスト
佐原夏輝 … 佐藤 健
主人公、新人刑事、通称ジュニア。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
正義感強い、直情型。
島尾明村 … 渡部篤郎
佐原夏輝(佐藤健)の父、通称ジェントル。
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
冷静沈着、息子思い、潔癖症。
前田 瞳 … 忽那汐里
新人女刑事
銀座警察署刑事課捜査第一係の鍵山班
柔道の有段者、正義感強い、意地っ張り。
稲木俊文 … 吹越 満
尾行の達人、通称チェイサー
全て理屈で捉える。
古雅久志 … 田中哲司
結婚願望が強い独身、通称バチェラ
拳銃の腕前は抜群
富樫 薫 … 皆川猿時
口臭がきつい、武闘派、通称スカンク
その匂いで相手に音を上げさせる。
鷹野浩次 … KEIJI(EXILE)
刑事ドラマおたく、情報通、通称タカ
銃のマニア。
鍵山謙介 … 高橋克実
鍵山班班長 課長。
昔はかなり恐れられていた。
みんなのお父さん的存在
佐原 忍 … 広瀬すず
佐原夏輝(佐藤健)の妹。
大学一年生、
兄と違い島尾明村(渡部篤郎)と仲が良い
山村万智 … 草村礼子
お食事処「ふくろう」の女将。島尾は店の常連客。
いつも佐原夏輝(佐藤健)を見守る。
貝塚剛久 … 及川光博
島尾の元バディ、瞳の父・前田修一を殺害、逃亡中。
ここまでビターブラッド7話キャストあらすじでした(^^;
お読み頂きありがとうございます。
第5話
ルーズヴェルトゲームの5話です。
細川社長の、情に流されない明快なものいいが、心地よいです。
感想として、興味の無い野球の試合に、だんだんとスタンドの社員達と
一緒になって、大声で応援する姿が面白いですね。
あらすじとしては、逆転はあるのでしょうか?
野球部は勝って廃部を防げるのでしょうか?
青島の技術開発力が欲しいイツワ電器の社長・坂東(立川談春)は
合併による経営統合をしようとしたが、
青島製作所の社長・細川(唐沢寿明)の東洋カメラとの業務提携という
隠し玉で、切り抜けられた。
だが坂東は奥の手を使って反撃する。
その条件にゆれる専務の笹井(江口洋介)である。
一方野球部は、都市対抗野球の東京都大会一次予選を勝ち、
2回戦も沖原の圧倒的な力でねじ伏せ、3回線の準決勝に進んでいた。
その相手は宿敵イツワ電器野球部であった。
元青島野球部を裏切り寝返った、
監督の村野、エースだった飯島、4番の新田がいた。
そして沖原の野球人生を狂わせた如月がエース務めるチームなのだ。
更なる勝利への決意を固める沖原達だった。
そんな中、細川は信用を取り戻すべく、東洋カメラと業務提携し
新しく発売予定の機種の、イメージセンサーの受注を青島製作所が受けた、
と大々的に発表するのです。
ところが一週間後、東洋カメラから、
3ヶ月前倒しで発売したい、といってきた。
東洋カメラ購買部長・大槻に聞くも、
早く販売し、来年売上に寄与したいだけ、という
更に、やっていただけないと、業務提携は白紙となる、というのです。
役員会で
開発部長・神山(山本亨)は猛反対するのだ。
青島の技術レベルを保ち、顧客の信頼に応えるには、
3ヶ月前倒しは無理だ、と断られるのだ。
坂東は笠井に、合併後の経営方針草案をみせるのだ。
何かを企んでいるような気がしますね。
社長秘書・仲本有紗(檀れい)は金曜イツワとの試合見にいこう、
会長はここぞという時に応援に行っていた、とさそうのだが
細川は、会社が生きるか死ぬかという時、
野球と経営は違う、
と取り合わないのだ。
イツワ戦の前日、練習で緊張によるミス連発する選手に
監督・大道(
手塚とおる)は、普段どおりの野球やれば、
充分勝つチャンスはある。廃部にならないために野球してるのか、
今なんで野球してるのか思い出せ、という。
細川に部下から情報が入った。
前倒しする本当の理由が分かったのだ。
試写モニターホールに細川は
東洋カメラ社長・尾藤(
坂東三津五郎)を訪ねた。
細川は、東洋カメラのライバル、世界一のシェアーのルジコン社が、
来年4月に新モデルを出す。
それと同時期に間に合わせよう、としているのが、
本当の理由だと、いうのだ。
尾藤は認めるのです。
そしてこれはミツワからのリークで、3ヶ月前倒しで出来るとというのだ。
細川は、前倒しは出来ないが、そのかわり更にスペック上げる、という。
尾藤は、役員会で元に戻すよう働きかける約束をしてくれたのだ。
会長・青島(山﨑努)がきていた。
「野球部も負けると決まったワケじゃない。もし負けても次に勝てばいい。
たとえ廃部になっても、次の勝負は必ずくる。
七度倒れても、八度目に勝てばいいんだ。
一度も負けたことのない選手はいない。
そこからどう這い上がるか、逆転、逆転だ。」というのだ。
3回戦当日
大道は、「お前達は、野球やるために生まれてきたんだ、この試合勝つ」
全員“勝つ”と一斉に。
そしてイツワとの決戦の幕は落とされた。
沖原は最初から150キロ代の速球で飛ばした。
イツワの如月(
鈴木伸之)もスキのないピッチングで息詰まる投手戦となった。
その頃、細川は尾藤を訪ねていた。
尾藤は、
3ヶ月前倒しで、ミツワのセンサーを載せることになった、という。
ビックリ驚く細川。
なぜ?と聞く細川に、役員会での事情を説明するのだ。
尾藤は、前倒しをせず、更にスッペクを上げる青島製作所を推したが、
大槻部長がイツワ電器の提案を強く推したのだ。
それは青島の6割の価格提示である。
すごいコストダウンになる。
さらに3ヶ月前倒しも出来る、というものであった。
すごいですね。これほどコストダウン出来るものでしょうか。
役員達はすっかりミツワになびいたのだ、という。
このため業務提携も解消させてもらう、というのです。
呆然とする細川
うつろな眼で歩き出す細川に、会長から電話が入る。
「野球場に今すぐ来い」というのだ。
球場につくと
会長は、“名勝負だ”と夢中になっている。
0対0で6回表である。
沖原はブランクがあり、スタミナを取り戻していない。
にもかかわらず、最初から全力投球である。
会長は、速球を投げるだけなのに、熱くなるのは何故だ!と不思議だった。
大道は、如月のセットポジションの時に、あるクセを見いだした。
沖原の交代の予定だったが、沖原は続投を申し出るのです。
会長は、負けず嫌いに火がついたか、とつぶやく。
大道の緩い球混ぜ、打ち取れと疲れを考慮して指示するも、
沖原はゼイゼイしながらも、全力投球するのだった。
会長の大きな声援に、細川もぎこちなく声援しかけるもしない。
必死に投げ、必死に守る。
ファーストのベンチ前のハールフライに飛びつき、
顔をぶつけ、血染めになって好捕する選手。
思わず細川も拍手、声援するのです。
沖原はヘトヘトになっていた。
ファールで故意に粘られ、教えてもらったシュートで討ち取った当たりが、
野手の間にポトリと落ちる。ついに7回表イツワに1点が入る。
交代を告られるも、二塁ランナー新田だけはホームに還さないと、
また続投を志願するのだ。
新田に剥き出し、の対抗心である。
次打者みごとに打ち取るのだ。
会長は、
スタンドの社員全員が一丸となって応援する姿を、
細川に見せたかったのです。
これが青島野球部だと。
大道はどんなことしても塁に出ろ、という。
2アウト後やっと塁にでた。
如月のセットポジションでのクセをいう。
カーブの時のクセあるのだ。
それを次打者に教える。
打者はそのカーブを待つ。
待ったカーブがきた。強振する。
打った。センター方面、大きい。
ホームランだ!
7回裏2対1で逆転する。
大喜びする細川。
「勝てる、これで勝てる」大声発するのだ。
しかい勝負はそう簡単にはいかなかった。
両軍ピッチャー交代してから、毎回点が入る、緊迫したゲームになった。
9回3対3、延長だ。
ついに1点ビハインドの10回裏攻撃。
2アウトでランナー無し。
あと一人で廃部が決まる。絶対絶命のピンチに立たされた。
細川が「ここからだ!青島の意地を見せろ!」大声で怒鳴る。
スタンド全員立ち上がり、
青島・青島・青島のコール・コール・コールがまき起こった。
相手ピッチャーは元青島の飯島であった。
ヒットで出た。
大道は次の打者に、
飯島はデータか初球直球でこるからそれを狙えと策授ける。
その直球を打つ。打球は大きく上がった。
行け行けの大合唱
が、迎え風に押し戻される。
センターフライ。
う~ん。
終わった
ガックリくる選手たち。
・・・
3人残ったスタンドで
会長は
「今日ここにいる社員達は、心一つにした。
俺はこのために野球部を作った」
一人残る細川
そこに野球部長・三上(
石丸幹二)が退職届け差し出し、いうのだ。
「予選には敗者復活戦がある。
それを勝ち抜いて、本戦に出場出来れば、敗退ではない。
あいつらにもう一度チャンスを、敗者復活戦を戦わせてやって下さい」
と頭を下げるのだ。
会長の言葉を思い出す。
細川は
「敗者復活か面白い、やるからには必ず勝て、逆転だ」
と退職届けは破り捨てるのでした。
面白いですね。
細川も野球部について、見直すことになるのでしょうか。
野球部の頑張りは凄いですね。
それにしても、
野球と会社の経営に逆転はあるのでしょうか。
ここまでルーズベルト・ゲーム感想あらすじでした(^^;
お読み頂きありがとうございます。
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第7話
記憶戻った新谷宏美、これからどうするのでしょう。
倉木は真相に迫れるのでしょうか。
謎の女とは?
解き明かされつつあります。
今までの殺しの状況とあまりにも違う現場に
警部・倉木尚武(西島秀俊)は、
新谷は記憶が戻ったのを確信するのだ。
東和夫(長谷川博己)達の部下は、
新谷が駅ロッカーから、
何かを取り出すのを、監視していたが、
その後見失った。
新谷は地下に潜った。行方不明となるのである。
公安巡査部長・明星美希(真木よう子)は
うなされて目覚めた。
封筒の中に、クラークα作戦に関するものがあった。
それは黒塗りが多く、なかに百舌の絵もあった。
美希は倉木に会い
「夢で数回ダルマを見た、ダルマを信じますか」
と尋ねるのです。
倉木は、
「信じるが、真相は分からない」
美希は昨夜届いた封筒を渡すのであります。
手紙をみた倉木はすぐ上司の
公安部部長・室井玄(生瀬勝久)を訪れた。
封筒の中身をみると室井は驚き、
「これはどうやって手に入れた」
「あなたが指揮をとっていた、クラークα作戦、教えてください」
「あの作戦は極秘だ」
倉木は、妻がその作戦に関係し、夢でダルマを見ていた可能性があり、
娘も見ていた可能性があると説明した。
「作戦内容はいえない。ただ関わった半数の人は、心を病んだ。
ダルマは一般市民も見ている。・・・
だから作戦に関わったからダルマを見たとは、言い切れない」
というのであります。
そしてこれから行く処に倉木を誘うのです。
そこは毎週金曜日に向かう病院の一室でした。
室井の娘がいた。
通学中に交通事故に合い、以来意識がないのである。
身体はどんどん大きくなるのだ、という。
「延命治療は、この娘の将来を俺なりに考えて出した答え。
倉木お前には、まだ明るい未来がある。
これ以上自分を苦しめるのは、やめろ。」
「真実を知るまでは、俺は空っぽのままです」
新谷宏美は通っていた小学校に現れた。
百舌の絵本を返しに来たのだ。
管理作業員の寺門(品川徹)は、兄の和彦と間違い、
昔の和彦のことを話すのだ。
妹思いで、いつもかばっていた、という。
宏美は涙するのでした。
実家の兄の部屋などみて、
人形を壁に串刺しにし、
「ひとり残らず殺してやる」
と復讐を誓うのです。
酒場で
特別監察官
警視正・津城俊輔(小日向文世)は
刑事警部補・大杉良太(香川照之)と会っていた。
「あなたの力で公安警察の闇を暴きませんか」
と誘うのであります。
大杉は、やがて
「男の中の男になる」決心をするのです。
公安第二課課長警視・若松忠久(戸田昌宏)を大杉訪ね
退職願を出し
「爆弾事件には公安絡みの陰謀が隠されてる。
その陰謀を調査している人がいる。
津城警視正だ。
俺は辞職するかわりに、津城警視正と協力して
内部告発する。
爆弾事件であんたが捜査妨害した証拠と理由、
上層部に報告します」
大杉が庁の外に出ると
津城と美希の車が待っていた。
「ごくろうさん、早く乗ってください」とせかされる。
走り出し、急にUターンをする。
乱暴な運転をする美希である。
若松が動く
その車を尾行する津城達。
津城は
「ず~と監視してきた。この日のために」という。
一方、新谷は、東のあとを追い、レストランにいた。
テーブルに座り機を伺うっていると
目の前に倉木が現れる。
「はじめまして新谷宏美くん」
驚く新谷に、倉木は、
東をつけていた、今日は女装してないな、
と全て見通しなのを語るのです。
宏美も語る。
東達は、和彦を爆弾事件の真犯人と思い込み、口封じに兄を殺した。
崖に行くも、木に引っかかった和彦を助けようとするも、二人とも落ちた。
宏美は助かるも記憶喪失になった。
倉木
「爆弾事件、お前の仕業でないのか」
「違う、犯人は筧が会ってた女だ」
東が席から立ち上がった。
宏美もアイスピック手に、立ち上がろうとするのを、
倉木はテーブルの下で、
銃を向け、それを制するのです。
「動いたら撃つ」
息詰まる・・・
東が歩く、ついに店から出た。
息遣い荒く、諦めた宏美。
宏美はポケットから
「このICチップある限り、東の奴、必ず俺の前に現れる」
尾行中の車
津城「東は元公安です。だから手ごわい。
まずは若松警視をあげ、その自白とるしか、東達を検挙する方法がない」
大杉
「倉木は俺達と全く違う目的で、追ってる。
俺達の正義や国のため、でなく
一番近くにいた女性を、知るためにね」
宏美は数枚の写真を手にかざした。
なかなか見せないので
我慢する倉木。
家族の話に付き合うのです。
宏美「筧のカバンに爆弾入れたのは、筧と会ってた女だ。
筧がトイレに行ってる間に、筧のカバンに入れるの俺は見た。
そして『これは女が持ってた写真だ』」
倉木の前にひろげる。
それは「警備計画書」を写したものでした。
見入る倉木。
宏美
「これが爆弾をしかけた、
謎の女の正体だ」
と最後一枚を出した。
倉木手にとり見つめる。
じい~とみる。
倉木の顔に緊張感がはしる。
これが謎の女か!
なんと知ってる女だ
それは
千尋のともだち?
いや
妻の千尋だ
なんということでしょう、
謎の女は、妻の千尋だったのです。
いがいな展開です。まさか妻が謎の女とは・・・
すると爆弾犯人は妻なのでしょうか?
面白いですね。
謎が解かれていきますね。
今回は乱闘シーンはありませんでしたが、
緊張感がありますね。
ここまでMOZU第7話あらすじでした(^^;
お読み頂き有難うございます。
第6話
課長刺される?
鍵山班全員が容疑者に? 佐原夏輝(佐藤健)たちはどうなるのでしょう!
出勤途中で夏輝は突然、男達に車に押し込められる。
連れてこられたのは、銀座署の大会議室です。
そこでは多くの署員が集められていた。
警視庁警務部人事一課の木暮竜也(西村雅彦)がやってきて
全員の、
「許可が出るまでは、外出を禁じた」のであります。
そして鍵山班だけ、刑事課に連れていくのです。
そこが昨夜、鍵山謙介(高橋克実)が刺された現場だったのです。
驚く夏輝たち。 鍵山は、ナイフで刺されて瀕死の状態で、病院に運ばれたという。 木暮は家族の、 「昨夜“今から部下と会う”と言っていた」との証言から、 班全員が容疑者である! と告げるのだ。 憤然とするなか、さらに 「皆さんの、昨夜のアリバイを伺います」という。 富樫薫(皆川猿時)が出ようとすると、銃を突きつける。 銃の使用も辞さないつもりらしい。
最初の尋問は、夏輝と前田瞳(忽那汐里)から始まる。
が配属されて日の浅い二人は、容疑から外すのです。
ですが、別の指令を受けるのです。
「怪しい奴を探れ」という。
つまり仲間のスパイ行為をせよ、というのだ。
断る夏輝に、 瞳は、 きっちり調べて、全員シロを証明してやる、 と引受けて、夏輝にも同調させるのでした。 木暮は、二人にアリバイ探るため ・消滅を図ろうとしているもの ・共犯者とコンタクトをとろうとしてないか ・心理的な動揺が面に出てないか を注意せよ、と指示するのです。 夏輝と瞳は、皆に眼をひからせる。 やってること皆、あやしくみえてしまう。
木暮には上司から電話が入り、
「自分の庭でおきた。
記者会見で、まだ捜査中では済まないぞ」と急がされるのだ。
厳しい尋問は続くのです。
そんな時、病院から、
課長の手術難航しており、今夜がヤマ、と情報入る。
皆ぐったりするのです。
夏輝は、いつもどおりの飄々としている島尾明村(渡部篤郎)が 疑われるのを心配し 言動に気をつけてくれと、頼むのです。 そんな時、鍵山の息子・功太が夏輝を訪ねてきた。 父と外食をし久しぶりにし、親子の会話をしたというのだ。 そして 「約束があるから署に戻る。そいつは部下として信頼してた奴で もう長い付き合いだ」と言ったという。 瞳は島尾の机の下にあった箱が、無いのに気づき 夏輝に相談する。 木暮が容疑者を絞ったという。 決定的な証拠があるという。
それは警部補・島尾だというのです。
夏輝は、自分に取り調べをさせて欲しい、
と頼むのです。
取調室
島尾と向き合う夏輝、横に立つ木暮
木暮は証拠を出す。
島尾が昨夜メールを送信した記録であった。
鍵山達のメールを詳細に調べ、削除されたメールの中に
あなたのメールが残っていた、という。
「今からそちらに伺います」とあった。
島尾「デッチあげるのは得意なようだね」 木暮は夏輝に箱の件を聞くよう催促する。 夏輝「机の下のあの箱はどこに」 「ヒョッコが、ピントのずれた話するな」 「あとひとつ、課長がこんな時、なんで平気でいられるんですか」 「そんなワケないだろう」 課長は前に、 “深刻そうに俯くな!ウツムクのは何かを失ったときだ” と言っていたことを、話すのであった。 「だから俺は深刻な顔しない」 その時、箱が持ってこられた。 刑事課のキャビネットにあったのだ。 夏輝が蓋をあけると、 そこには 夏輝の子供の時の、 写真、手紙 子供の時の成長記録が・・・ 「なんだよこれ」絶句する夏輝。 そんな時 瞳は「鍵山課長、一命とりとめた」 との電話を受ける。 一同ワアッと喜ぶ。
島尾は手錠をかけられる。 木暮が本庁に連行しようとするのです。 班の皆はそれを防ごうと 瞳はエレベータの前に立ち塞がり 「セクハラですよ」 稲木(吹越満)は 「メールのログを解析する」 あの手、この手で必死に抵抗するのです。
夏輝は、あることに気づきました。 生きているのを知ると、犯人は・・・ 課長があぶない! 自転車で、懸命に病院に走るのです。
一方病院では
警備の警察の交代時間でした。
交代した警官が、そう~と課長の病室に入る。
計器をいじろうとした時
その手を、飛び起きて捕まえたのは、
息子の功太であった。
病室に飛び込む夏輝
ナイフで抵抗されるも、
見事、取り押さえたのであります。
その警官は 江渕課長であった。 全て自供するのでした。 江渕は経費を横領していたのである。 島尾を乗せた車が発進しようとした時 夏輝が江渕を引き連れてやってきた。 「鍵山課長殺人未遂犯です。全面的に自供しました」 「動機は」 「経費の横領です。課長が気づいて、昨夜説得しようとして刺されました」 木暮は、あれほど対立してたチームの変わりように驚く。 夏輝「俺達は家族みたいなもの、心の底では通じ合っている」 皆、ニヤッとする。 その顔は、そのとおりと、いっている。 木暮の記者会見 「警視庁では、初動捜査の段階で、容疑者特定しておりましたが、 一日動向を監視し、横領の容疑でも逮捕に至っております」 なんとも調子のよい会見であります。 鍵山の病室に皆かけつけています。 いや、ひとり、いない。 島尾が側まで来ながら、病室に入れないでいたのです。
このひとの気持ち、理解しずらいですね。 複雑な照れ屋なのでしょうか。 ここまで ビターブラッド 6話 あらすじでした。(^^; お読みいただき、ありがとうございます。
第4話 ルーズヴェルトゲーム
隠し玉!合併か民事再生か?
3ヶ月後の倒産が決定的となる中、合併の提案を受けた。
細川社長は、合併か、民事再生か、選択を迫られます。
どうするのでしょう?
そこには隠し玉があったのです!!
沖原は三上の機転で正社員と再雇用され、
野球部の一員となりました。
如月との対決を目指し
都市対抗野球の予選に、生き残りをかけて挑んでいるのです。
ジャパニクス社長・諸田(香川照之)は、
「青島製作所の斬新な開発力と技術力」それと
「イツワ電器の豊富なラインアップですぐれた営業力」が
組めば最強になるという。
「対等合併で、社長はあなたで私は会長でいい」というのだ。
青島製作所社長・細川(唐沢寿明)は
合併するべきか?
それとも笠井専務(江口洋介)たちが勧める民事再生か?
選択を迫られるのです。
一方、都市対抗の東京予選が始まりました。
監督・大道(手塚とおる)は独特なデータ野球をするのです。
それは的確なのです。
1回戦東京ベースボールでは猿田(佐藤祐基)が
それに応え見事なピッチングであります。
6回までで2対1でリード。
が7回打たれます。
無死2、3塁のピンチで監督は交代告げる。
ピッチャー沖原(工藤阿須加)を指名するのです。
沖原は久しぶりの試合に緊張する。
でもすぐ自分の野球に集中できた。
球速151キロからなんと155キロの直球を中心に
三振の山を築く。
見事2対1で勝ったのであります。
翌日
白水銀行西東京支店長・磯部(峰竜太)が来て
訴訟で関係取引先の減少を、厳しく追求するのです。
そして、メーンバンクの債務は大幅の削られる、
民事再生は認められない、という。
もしその考えなら、即刻回収に動くというのだ。
細川は、
「とっておきの隠し玉がある」と答えるのでした。
細川は会長の青島(山崎努)を訪ねるのです。
合併について相談するのです。
青島は、景気の波に、沈みそうになった時、
以前にも対等合併の話があり、すばらしい条件を提示された。
でも必ずどっちかが飲み込む形になる。
そういう奴に限って、世界がどうのと大きなことまくし立てる。
腹の底は、そこの会社をでかくしたい野心だけだ、という。
そいつのことが嫌いだった、というのだ。
青田は、はっきり言う
「この世に、対等合併などない」
諸田から催促の呼び出しがある。
細川「ジャパニックスさんのメリットは?」
諸田「合併した会社をいずれ我がグループ傘下に迎えたい。
世界に通用する規模を手入れれる。」
細川「本当に対等でよろしいんですね」
諸田と坂東「もちろんです」
細川は会長の言葉思い出す。
そのとおりに近寄ってきている。
諸田と坂東は、細川の慎重な態度にやきもきしていた。
二人共、青島の技術力と開発力は高く買っているのでした。
役員会での細川への風当たりは強かった。
仮に対等合併ならよいのか、
それとも民事再生で我々は責任とらされ、解任となるか?
社内に3ヶ月後倒産の情報流れはじめ、
屋台骨である中堅社員たちも、次々社を離れていく。
三上は、前はリストラで泣く泣く首を切り、
今回は辞める人を引き止める。
こんな立ち回り役に、無力感を感ずるのでした。
秘書の仲本有紗(檀れい)は、浮かない顔の細川に
「交渉うまくいかない時、会長は野球を見に行った。
社会人野球からもすごい選手がいっぱいいる」
そして頼まれた社員名簿を渡すのです。
細川はイツワ電器の経理部長・住吉に会う。
そして合併後の人事名簿を手に入れるのでした。
青島製作所とイツワ電器の合併合意式当日
基本合意書にサインの時
細川は
「サインはできない。青島の技術は青島の社風で生かされる。
イツワのやり方では死にます。それとどこが平等なのか。
私がもらった名簿と、イツワのある役員からもらった名簿、
2枚の内容まるで違う!どこが対等なのか?」
これには諸田も驚く。
諸田は坂東を叱るのです。
坂東は、何かの間違い、ととぼけようとする。
細川
「うちとの合併は、特許を手に入れるため、
あとは全て切り捨てる、そうおっしゃっていたそうですね。
諸田さんも知っていたのでは。
強制的な生産調整、コストダウン要求。
イツワ電器さんからの訴訟による取引先の撤退。
まんまとあなた方の提案にすがるしかない。
あなたは坂東社長と組んで、うちを手に入れようとした。
対等合併なんかじゃない、うちの完全な吸収合併だ!」
諸田「青島を潰す気か?」
細川
「この度青島は東洋カメラと業務提携する運びとなりました。
尾藤社長から10億融資をしていただくことになった。
隠し玉は一つと限らない。正式にお断りする」
慌てた諸田は
「合併したら、うちが20いや30億融資しよう。人事も見直す」
細川
「どんな好条件にも応じるつもりありません。
あなたが嫌いだから」
一方、沖原の前に如月が現れた。
如月
「今でもムカつく、野球いますぐヤメロ!俺は一生許さない!」
頭を下げてきいていた沖原
「ふざけるな、謝罪したはず。俺も絶対にお前を許さない!
プロになる夢奪われた。青島の仲間が自分を戻してくれた。
負ければ廃部だ勝つしかない
イツワ電器も必ず倒す」
如月「負けたら廃部!ハハハハ試合でボロボロに息の根止めてやる」
沖原「やれるものならやってみろ!」
諸田と坂東は、合併できないのを悔しがるのです。
諸田「この不始末どうオサメルつもりか」
坂東「申し訳ございません。でもあなたも儲かるとふんだから
私の話に乗ったんでしょう」
諸田「イツワさんは大切なビジネスパートナーですから、
せいぜい青島に逆転を許さないように」
有紗は細川に
「よく尾藤社長を説得できましたね」
細川は思い起こすのです。
尾藤社長に頭さげる細川
「いいでしょう、10億お貸しまよう。
条件は最新型イメージセンサーの独占契約です。
あんたは巨人ファンなんかじゃないんだろう、
でも必死に勉強してきて野球の話するあんた、嫌いじゃない」
細川
「君のおかげだ。ありがとう」
これで退職希望した人達を、呼び戻すことも出来そうです。
坂東が笠井専務を呼び出したのです。
坂東「うちと経営統合した暁には、細川さんではなく
あなたに社長をお願いしたい、と思っています。
笠井さん、私と強い会社を作りましょう」
笠井「・・・」
なんと今度は笠井専務にアタックする坂東。
合併には相当な執念を持っています。
笠井専務はどうするのでしょうか?
ここまで
ルーズヴェルト・ゲーム 第4話
あらすじ感想でした(^^;
お読み頂きありがとうございます。
大きく動いてきました。
新谷の記憶は蘇るのでしょうか?
少女の描いたオバケの正体は何なのでしよう?
倉木達は新谷宏美を見つけることが出来るのでしょうか?
雨の中、
津城(小日向文世)の個人事務所に集まる
倉木(西島秀俊)・大杉(香川照之)・美希(真木よう子)たち。
報告書の指紋をみる。
津城
「我々はおおきな勘違いをしていたようだ。
記憶喪失で戻ってきたのは新谷和彦じゃない」
倉木
「新谷宏美だ、新谷和彦とは一卵性双生児の弟だ。
女装していたんだ」
津城
「間違いない。記憶喪失の男と新谷宏美の指紋一致してる」
一方、新谷(池松壮亮)に執拗な拷問が続いていた。
苛立つ中神(吉田鋼太郎)は、
葵美(有村架純)に強引な拷問を加え
そのあまりにも酷いショックで
ついに葵美は息絶えてしまうのです。
絶叫する新谷!
やがて新谷は、葵美が実家から持ってきた
絵本に気づく。
モズの絵に不思議なものを感ずるのであります。
幼い頃のことが思い浮かぶ。
思い出してくる、記憶が蘇ってくるのです。
それは
蛙を串刺しにする残酷な男の子だ
だが女の服装をきせられた。
父親は、生まれる前に死んだ姉の名前を、
そのまま宏美と男の俺につけた。
日に日に大きくなる衝動を抑えきれず
ついにある日、父親を背後から、キリで首を刺す。
帰ったら父が死んでいた、と
兄がつくろって、かばってくれた。
大きくなるにつれ、自分の衝動は止めることが、できなくなった。
兄和彦は受け入れてくれ
逮捕されないように、裏組織の連中と手を組み
殺し屋としてコントロールしてくれた。
和彦請け負う殺しの依頼を、和彦自身の犯行として
表沙汰のなることなく、
俺は人殺しのモズとして実行した。
俺の正体は完璧に隠し続けた。
あの爆弾事故までは。
事務所
大杉
「じゃ記憶喪失男は、和彦でなく、女装のとれた新谷宏美だった」
倉木
「事故当日、君は新谷宏美を追っていたんだな」
美希
「はい、宏美を尾行し、宏美は筧の後つけていました。
喫茶店に入り、筧は、謎のサングラスをかけた女に会う。
筧はトイレに向かい、宏美も追うようにトイレに。
私もトイレに向かうかどうか迷っていた」
倉木
「その間しばらく、謎の女から眼を離していた」
美希
「はい、宏美だけがトイレから戻ってきた」
殺しの依頼うけて一週間、筧にスキがない。
ヤミクモに仕掛けるわけにはいかない。
逃げることも計算しておかなければ。
我慢の限界だった。手を噛む。クセになってる。
トイレに向かうも、ジャマな人おり、決行できない。
いらだたせた。
トイレから戻ると、女が筧のカバンに何かを入れていた。
女が席を立った。女を追えと直感が走る。
美希
「謎の女は店をでた。宏美も店をでました。
女は近くの雑居ビルに入った。宏美は前で待っていた」
倉木
「宏美はどの位待ってた」
美希
「10分位です」
女のようすに何か異常なもの感じた。
筧の弱点をつくような。
しばらくしても出てこないので
ビルの中に入った。
廊下には人影なく、ビルは息絶えていた。
トイレ脇のゴミ箱に、女のカツラ脱ぎ捨てられていた。
サングラスとコートに気を取られていた。
ビルから出た何人者の中に、あの女がいたのだ。
すぐ出るも女はいない。
急いで喫茶店に戻る。
美希
「ビルに入り、出てきた宏美は喫茶店に向かいました。
ちょうど筧が出てきて、宏美はまたその後追いました」
筧の足取りはどこかヤケクソだった。
女達がホームレスに絡まれていた。
それを見た筧は突然走りだした。
そして 爆発!!
燃える衣服。散らバッタ瓦礫。曲がった自転車。
悲鳴、唸り声、座り込む人、横倒しの人。
尻に火のついてよろめく人、垂れ下がる電線
立ち込めるホコリ。泣き叫ぶ少女。
俺は何があったか分からず、フラフラ立ち上がる。
筧は跡形もなく消えていた。
ICチップを回収するため、ガレキをどけ
筧の身体の一部を探した。
筧の上着から、ICチップを見つけその場を後にした。
倉木
「あの娘の絵は、新谷宏子だったんだな」
美希
「周りのホコリが晴れたころ、私は完全に宏美を見失いました」
俺は和彦に会いにいった
回収した隠し場所報告のために。
だがアパートにゆくと、赤井達に連れ出されるとこだった。
トランクに潜り込み、
途中で出て、走り、後をつける。
このままでは、和彦は殺されるかもしれないと思った。
先は崖で海
崖に行くと、人影がない。
突き落とされたに違いない。
よく見たら、途中の木に挟まっていた。
モズの早贄(はやにえ)のようだった。
助けようと崖を下るも
少しのところで和彦は下に落ちた。
東たちは、筧が死んだのを確認して、
和彦の口封じをしたのだ。
お前たちは死んでもつぐえない罪をおかした。
永遠に呪われる! 俺にな!
宏美は鮮明に記憶が蘇ったのであります。
手首の手錠ははずしたのです。
が椅子には鎖で縛りつけられています。
目の前一人殴り倒し
もう一人には椅子ごと飛んで倒すのです。
これで椅子は壊れ散ります。
隣り部屋にいた中神とその部下が、物音に気づく。
死闘が始まりました。
電話してた者倒される。
そこにはキリを持つ、女の看護師の姿。
オソロシイ形相だ。
口の端から血が流れる。
宏美だ!
カチカチとの音が聞こえる。
また一人殺される。
階段登る宏子
背後から長い刃物で斬りかかる人影
逆に凶器を奪い、斬るのだ。
壁にその刃物で串刺しにする。
次の男、鎖で水槽にブチ込む
そお水槽に電気通じた電動機器投げ入れる
断末魔の悲鳴
残り最後の一人になる
宏美の格好みて、笑う中神だ。
「何着てるんだ、この変態ヤロー」
睨合うふたり
中神、両手に刃物
宏美は何もないように見える。
乱闘になる
さすがに強い中神
擦れ違う
笑う宏美、口から血が
中神の腰横に刃物が突き刺さっている。
喚き声あげ、刃物引き抜く中神
宏美の手にキリが
ふたりの間隔縮まった
突き刺す中神
身翻した宏美
とっさに中神の後ろ首にキリを刺す。
決まった
宏美が勝った
流れ込む警官たち。
その中に、違う動きのグループがいた。
何かを探してる。
葵美の死体をじっと見つめるのでした。
倉木達も入ってきた。
階段のぼり
じっと見ていた。
その先には
窓枠に
尖った枝のような木で
背中から腹部へ
大きく、串刺しされた
中神であった。
すごいですね。
生々しい場面の連続です。
このクオリティの高さは素晴らしいですね!
謎がいろいろ解けてきますね
ここまで
MOZU
第6話
あらすじ感想 でした(^^;
お読み頂きありがとうございました。
花咲舞が黙ってない
第5話
花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)は
検査官の、
横暴で、更に捏造までして、
仕掛けてくる
執拗で陰湿なやり方に、
翻弄されます。
頭にきます。
はたして対抗手段、あるのでしょうか?
ひよんなことを思いだした相馬は中野支店にいくことに。
それに退屈してた舞は一緒についていく。
二人にとって中野支店は元の職場なのです。
支店前には、金融庁の検査官の面々がきていた。
まずい時に来てしまった。
舞は、金融庁・主任検査官・青田作一(高杉亘)の
横柄な態度が気に食わない。
カバンや机の中を開けられ、次々とダメ出しをする。
私物のパソコンも押さえられる。
こんなこと許されるのでしょうか。
舞は、検査は、はじめての経験で、唖然とするのです。
相馬も、通常これほど酷くないのだが、と思う。
中野支店・支店長・牧野敬一郎(小木茂光)は、
よりによって青田とは・・・とつぶやくのです。
どうも以前に牧野と青田は何かあったよう。
青田は、貸出上位20社の資料提出を求める。
とことん調べることになるのです。
青田は、個人パソコン見ていて、ニンマリする。
“面白いもの”、を見つけたようなのだ。
牧野は相馬達に、
「実は物品庫に隠してある資料がある」と言うのです。
判断に、金融庁の理解を得られにくいものを、外してあるのです。
舞たちも、まさか物品庫までは探さないだろうと、タカをくくっていた。
が検査官達は、物品庫へゆき
関係資料見つけたのです。
青田は、
「検査妨害だ、大問題だ、じっくり精査する」とわめきたてる。
青田
「この野方技研は6期連続で赤字だ。返済期日3ヶ月も滞こおってる。
破綻懸念先だ」
牧野
「現在の伸び率を見ると、取り戻せる範囲内。要注意先に」
相馬がそこえ入ってきた。
「返済遅延の解消できます」と書類を渡す。
それは野方技研の社長からの「同意書」である。
会社所有の一等地を、販売することに同意したものだった。
そのその売却益で、
遅延金を支払い、
赤字も解消されるものであった。
相馬の、
「これで破綻先にはなりませんね」に
青田は
悔しがり、腹いせに牧野に
「この他に隠していたら、業務改善命令も視野に入れる」と脅すのです。
牧野はきっぱりと
「ありません」と答える。
相馬の素早い対応は、元同僚との連携が生きたのです。
それにしても青田の横暴さには、あきれる舞であります。
舞の父・花咲店主・花咲(大杉漣)にて
相馬・舞・牧野がカウンターに
牧野
「昔、青田が下っ端の検査員だった頃、検査のやり方がかなり横暴で、
主任検査官に訴えたんだ。そしたら彼は訓告処分を受けた。
それを今も相当根に持ってる」
逆恨みなのだ。
それにしても、なんで物品庫の資料見つかったのだろう。
誰か銀行内部に密告者がいるのか?
舞は名前を上げて、推察するも、
分からないのです。
相馬は、青田が検査妨害を「捏造」した疑いも聞いていた。
そんな青田が「このまま終わる」ことはない、と思えるのだ。
青田が電話している
「お前の言ったとおり、隠蔽資料みつかったが、もっと他にないか、
お前の手で何とかしろ、・・・あのことバラしてもいいのか」
と脅していた。
相手は誰なのでしょう。
その夜銀行に人の気配が
融資関係の一部を資料を
地下のある場所に隠そうとしていた。
その時、舞と相馬があらわれる。
舞
「あなたが密告者だったんですね、永瀬さん」
そこには、私物パソコンを押収された、永瀬がいたのです。
永瀬は、パソコンのメールから、借金があり、闇金からも借りているのが
バレて、青田に脅されたのだ。
そして今度こそ、更なる資料隠蔽を
デッチあげようとしたのである。
相馬は
舞は、何とかして“とっちめる”方法はないか、考えをめぐらす。
翌日、
青田は
融資資料を出させたのです。
だがどれも揃っているのです。
いらついた青田は永瀬を地下へ呼び出すのです。
永瀬
「僕はこれ以上、銀行を裏切ることできません」
「お前借金のことバラしてもいいのか、
何としても支店長が検査妨害しているという
事実を作り出せ!いいな!」
「出来ません」
青田はあたりのダンボールを蹴飛ばすのです。
青田は歩きまわってると
ふと女子行員のヒソヒソ話を耳にする。
「実は、融資課の人から、預かってる物があって、
融資の資料で、見つかったら、銀行全体に迷惑かかる大変な物」
「どこに隠してあるの」
「それが・・・」
銀行終了し帰ろうとする女子行員を
青田は止める。
島崎さんのロッカーを、見せなさい、というのです。
島崎さんのロッカーに、融資先の重要な資料が隠されている、
内部告発あったというのだ。
舞
「いくら検査でもやっていいことと、悪いことあるんじゃないでしょうか」
青田は牧野支店長に
「これ以上隠蔽資料みつかったら、ただではおかない覚悟して下さい」
といい
島崎からカギを受け取り、ロッカーを開けた。
中のもの全部出す。
最後のカバンだ。
ところがないのだ
肝心な物が無い
最後に出てきたのは
レースのついた派手な
黒のパンティだった!
泣き崩れる島崎。
憮然として帰ろうとする青田
舞が立ち塞がる。
「まって下さい、ロッカー引っかきまわして、謝ってください」
「隠蔽資料があるんだ、それを見つけようとしてる、何が悪いんだ」
「内部告発あったと、それ本当なんですか」
「なにぃ まさか
はめたのか」
「はい、隠蔽資料はありません」
島崎やおら立ち上がり
「ええ」
みな驚くのです。
舞
「青田さん、あなたは過去の恨みをはらすため、
牧野支店長を失脚させようとした。
行員を脅して、重要資料をワザと隠そうとした。
捏造です。全部永瀬さんが話してくれた」
「そんなもの妄想だ。何一つ証拠がない」
その時音声がながれた。
「お前借金のことバラしてもいいのか、
銀行員一人首にするのカンタンなんだぞ。
なんとしても支店長が検査妨害している事実を作り出せ」
相馬が録音機をかかげているのです。
相馬
「これは立派な証拠です。念のため永瀬君に録音してもらった」
青田
「うちは正当な検査をして・・・(声が小さくなり、震えています)」
舞
「黙りません。権力を笠にきて、自分勝ってな逆恨みで、
銀行員を貶めるなんて、検査員として間違ってます。
謝りもしない、男として最低です」
「くそっ」
苦虫かみつぶしたような顔して出ていく青田。
父の店
相馬、舞、島崎
あれが
全部芝居だったなんて・・・、
祝杯上げてるのでした。
その後
青田は懲戒免職になりました。
虚偽報告、恐喝、職権乱用
それと過去にも、同様なことが判明したのです。
やった、と拍手のでるところでありますね。
支店の物品庫から見つかった資料の件は、
厳重注意
永瀬は、青田が首になったことで
お咎めなし。
いや~今回もスッキリしましたね。
大杉漣さんの店がでてくると、
ほんと、ホッとしますね。
ここまで
花咲舞が黙ってない 第5話
あらすじでした(^^;
およみ頂きありがとうございます。
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第3話 ルーズヴェルト・ゲーム あらすじと感想
訴訟による風評被害は甚大です。
このままでは会社余命3ヶ月しかありません!
こうなってはもう和解しかありません。
その和解は出来るのでしょうか?
はたして沖原、萬田の身に、何かが起こるのでしょうか?
厳しいリストラが野球部にも押し寄せるのです。
テレビニュースには、中堅電子部品メーカー青島製作所が
ミツワ電器より、
訴えられたことを報じている。
青島製作所では、
問い合わせ、キャンセルの対応におおわらは、である。
取引の一時停止、縮小が相次いだのであります。
訴訟の狙いは、勝つことではなく、
この風評被害による、青島製作所の業績を落とし、
体力を消耗させることにあったのです
役員会でも
裁判の決着には、早くても2年位かかる。
裁判では勝つ自信はあるのですが、
会社が、このままでは3ヶ月しかもたないのです。
速水弁護士のいわれる、
和解しかないのだ。
その席で
総務部長・三上(石丸幹二)は
梱包の問題で沖原は、
システムのエラーが原因だったことが判明してますが、
「沖原をリストラで解雇します。
その上で、正社員として契約します」と報告するのです。
えぇ どうゆうことなのでしょう。
当然役員から猛反発がでます。
三上は、リストラで総務部の残業代は膨らんでいる。
優秀な人材を雇った方が、経費的にかからない、と説明する。
細川社長(唐沢寿明)は計算してみて、
「そのほうが安い、いいだろう」と採用にOKを出したのです。
和解は難しいのである。
訴訟を望む相手は、和解に当然消極的である。
専務の笹井(江口洋介)の
経団連副会長・上田への口利きによって、
なんとか和解交渉のテ-ブルにつく見通しとなったのです。
細川は、速水弁護士に
交渉は一発勝負である。
それまでに、
イツワ電器の弱みを、
できるだけ情報を集めるよう、指示するのでした。
練習試合で 監督・大道(手塚とおる)は、 先発ピッチャー・萬田(馬場徹)を3回で 早々と交代させるのです。 部員は監督の采配に不満であります。 その後、監督いない場での反省会で、 萬田は、 ヒジを半年前から痛めているのを、告白するのです。 手術したら。半年から一年野球ができない、というのでした。
監督は社員食堂にいた。
そこえ細川が入ってきて、話かけるのです。
細川社長は
リストラで野球部が特別扱いされてる、との批判があるのをいう。
それで、リーダーとしての意見を聞きたい、というのでした。
いろいろ話あっていたのですが
、
「会社は絶対勝たなければならない、これは私のイズムだ。
次の大会で敗退が決まった時点で、野球部は廃部にする。
青島会長と賭けをして、まけて仕方なく延命した」
と言われると、
それまでおとなしく聞いていた監督が
突然立ち上がった
「ふざけんなよ、こっちは生き残るために必死なんだ。
リストラと簡単にいうけどな、部員達どれだけ怯えているか、
あんた分かんないだろう。
負けたら廃部!上等じゃねえか、勝って、勝って勝ち続けてやるよ。
優勝してあんたを見返してやる。
逆転だ!
会長から任された野球部の、これが俺のイズムだ。
野球部をなめるな」
片方の足を振り上げ、ドーンとテーブルに振り下ろすのです。
すごい啖呵であります。
部員たちも、騒ぎに食堂隣りで聞き耳たてるのです。
・・・
やがて我れにかえった監督
あわてて謝るのであります。
細川
「会長に免じて、聞かなかったことにする。
使えない部員は、徹底的に解雇するからそのつもりで」
と出ていくのであります。
萬田は沖原を呼び出した。
練習場で沖原にシュートボールの、投げ方を教えるのであります。
ついに沖原は習得するのです。
その後監督に萬田はヒジについて報告するのです。
そして、リストラで厳しい雰囲気を感じとり
「退職する」というのであった。
部員は皆退職には反対するのです。 監督は、 「お前がやる気があるなら、半年でも1年でも待つ」というのだ。 が意思の固いのを知り、 「リストラこれは通過点だ、野球やったこと決して無駄ではない」 というのでした。 和解交渉の前日のこと 細川に速水から電話が入る。 「突破口を見つけた。 申請に虚偽の内容の疑いがある。 その情報をまとめています。 明日ギリギリですが書類まとめて持っていきます。」というのだ。 細川はこれでうまくいけば、逆転出来るかもしれない、と思うのです。
翌日、交渉の席 ジャパニクス社長・諸田(香川照之)が進行役を努め 上田が個人の立場で立会人となるのです。 イツワ電器社長・坂東(立川談春) 相手側弁護士が集まっていた。 速水弁護士は遅れている。 諸田は開始を告げ、双方の意見を述べてもらうのです。 細川は、特許庁の特許違反には当たらない、とした書面を見せながら 主張するのですが 話は組合わない、のであります。 諸田は、 「裁判所での決着が必要ですかね」と暗に不成立をほのめかす。 細川は、相手方が和解する姿勢がないことを、強く非難します。 「あなたは実用新案権を申し立てする際、虚偽の申告しているのでは?」 相手弁護士 「異議あり、どんな根拠があるのか?」 「根拠、まもなく」 その時、細川に電話が入るのです。電話は速水からでした。 「申し訳ないが、今回の件から手を引く。やられました。 情報提供した人物は相手の回し者だった。 強引なやり方で得た情報を、あなたに漏らそうとした、 守秘義務違反だ。 手を引かななければ、弁護士界におれなくなる。申し訳ない」といったのです。 おどろく言葉でした。愕然とする細川。
諸田と 坂東に向かって
「一体何をした?」と詰め寄るも
とぼけられるばかりであります。
上田「あなたには失望した。笠井君の立っての希望で協力したが、
どうやら見誤ったようだ」と言われる。
和解交渉は不成立になったのでした。
雨のなか、歩いて帰る細川。
会社の前にて。
夜遅く、電気がつき、残業にはげむ従業員達の姿を
雨の中、立ち止まり、
じっ・・と・・見つめるのです。
その顔は雨で濡れていました。 いや、涙で濡れているようにもみえます。 彼らを守れない、悔しさでいっぱいなのでしょう。 萬田は職場従業員の前で、退職の挨拶をしていた。 はじめは固くなり、何を言っていいのかわからかったが、 吹っ切れたように 「野球部の連中は俺を守ろうとしてくれた。 俺はしやわせ者です。 皆さんが応援に駆けつけてくれた。 どうか野球部を応援してやって下さい。 力になってやって下さい。 どうかお願いします。 野球場に行ってやって下さい。」
と何度も頭を下げるのです。 諸田から細川に誘いの電話があり、 出向くと、 先日は失礼したとの話から 「忌憚のない意見をきおかせてほしい、 我々は青島製作所の倒産は望まない」と切り出すのです。 そこえ、坂東もあらわれる。示し合わせていたのです。 そして 諸田は イツワ電器と青島製作所の 「合併」を提案するのです。 合併!資本提携を薦めたのであります。 細川は何と答えるのでしょう? 都市対抗野球大会 東京都予選がはじまりました。 野球部選手一同、ガランとした球場に出ると なんと自分たちベンチのスタンドに いっぱいの応援団がいるではありませんか。
職場の皆さんであります。
大きな声を張り上げています。
選手たち、皆喜ぶのです。
「萬田の置き土産だな・・・」と思うのであります。 細川はどうやって、この苦境を乗り越えようとするのでしょうか。 野球部は職場の力強い応援を得て、活躍しそうにおもえます。 逆転ははたしてあるのでしょうか。 面白い展開ですね。 ここまで ルーズベルト・ゲーム 代3話 あらすじネタバレでした(^^; お読み頂きありがとうございます(*^_^*)]]>
レイプ未遂は裁けるのでしょうか?
アリシアは陸軍のクーン判事から依頼を受けるのです。
ヘリンジャー大尉は、アフガニスタンの基地で、
男性にレイプ未遂をうけた。
その代理人 になって欲しい、と依頼するのです。
アリシアは、軍を訴えることはできない、と断るのです。
判事は、その男性は「マーティネル警備」 という
民間軍事会社の従業員で、
証拠不十分で刑事訴追は難しいため、
民事で訴えることにしたのだ、という。
アリシアはヘリンジャー大尉は陸軍法務に12年勤続で、
法務関係には詳しいのである。
だから自分で戦うとの気持ちがありました。
クーン判事は彼女のことを思ってアリシャを薦めていたのです。
アリシアは、彼女が自分で作った申立書を見て、
「これでは勝てません、判事を動かすには、
上訴され、くつがえされるとまずい、との怖れです。
これでは怖れない、素人が書いたとすぐわかる」
それを聞いて彼女は依頼するのでした。
法定にて
アリシア
「依頼人は マーティネル警備を、訴える。従業員の強姦未遂で。
証人のニッキーウォーターズは休みでこの近くにいる。
ただ48時間ごには、アフガニスタン戻る。速やかに召喚を」
バッキー弁護士
「マーティネル警備は民事訴訟を免除されてる。
申し立て無効です。フェレス・ドクトリンで、
軍に所属するものは軍を訴えることできない判例あります。
民間軍事会社も軍とみなされる」
アリシア
「それは当事者の行動が、軍の命令下にあったことを
証明する義務があります。レイプが軍の命令ですか」
裁判長
「軍の指揮下にあったか検証します」
裁判所に引き出すことが出来たのであります。
一方、イーライは、暴露記事をかくマンディの、
ライバルであるペギーバーンと会っていた。
情報を流す
マンディの従兄弟がイリノイで、4年前離婚で奥さんともめ、
子供に性的虐待で訴えられた。
否定するも、9歳の子供が法定で証言し有罪となった。
起訴したのはピーターフロリックだ。
ペギーバーン
「ライバルのマンディポストが、ピーターのスキャンダルを流したのは、
従兄弟のしかえし?」
イーライは、彼女の隠れた動機を書くようすすめるのです。
ピーターの母親は、また介護人を首する。
アリシアの意見で次は、男性の介護人を紹介する。
はっきりもの言う、キューバ人だった。
すぐに母親に反対されたが、
「一度チャンスを与えて」ととりなすピーター。
法定
「マーティネル警備」のCEOが出廷し
「軍は人員不足です。足りない部分を補うのが我々民間組織です」
との説明。
アリシアの
「ストライキがあったが」に
「例外的措置」と釈明する。
裁判長は証人の召喚を命じたのであります。
ついにレイプの容疑者・リッキーウォーダスの出廷が決まるのです。
喜ぶヘリンジャー・・・
「法定ひっぱり出せれば、もう勝ったも同然」
まだと気を引き締め冷静なアリシア。
一方、レッカービジネスの方は2位となり、落札できなかったのです。
依頼人のニック(カリンダの夫)から、
1位に賄賂がなかったか、調べて欲しいと頼まれる。
ケイリーが1位には、
「政府の天下りがいて、2年間は入札できない法に違反がある」
と調べたのです。
ケイリーはアリシアにだけこの情報を伝えるのです。
これなら繰り上げ入札できるのだ。
アリシアはこの取り扱いを、
「この件私に任せて」というのです。
バーでカリンダと相談するのでした。
ケイリーからは、賄賂についてだけで、
パートナーついては依頼されていない。
「愛してる?」
「いいえ、彼と離れたいのに、離れられないの」
法定
リッキー
「乱暴してない。その時刻にメール送ってる。乱暴できるはずない」
アリシアはすぐカリンダに調べてもらう。
すぐ分かり、なんと事実だった 。
だがカリンダは、
隣りの部屋からもメール送信の記録があるのに注目した。
隣りに人がいた。
あるいは物音、騒ぎを聞いているかもしれない。
やがてウエイド軍曹がいたことがわかるのです。
だがアフガニスタンに駐留中なのでした。
なんとか、権限外としぶるクーン判事の機転により、
呼び出すことが出来たのであります。
法定
ウエイドは
「声が聞こえた、言い争い、ウォーターズさんが、
ヘリンジャー大尉に関係を要求したが、それを拒んでいた。
取っ組み合ってる音が聞こえた。ヘリンジャーさんは服を破かれ、
相手を蹴ったようでした。このクソ女といいました。
ヘリンジャー大尉は走って逃げました。」
と生々しく証言したのであります。
これで全てがあきらかです。
強姦未遂はあったのです 。
ところが
バッキー
「何時頃ですか?」
ウエイド
「メール送っていたので、0時15分ごろです」
バッキー
「ウォーターズさんは配置命令書により、その日0時をもって、
軍の補充兵として、招集されています。
軍の任務についていた。
だからフェレス・ドクトリンで守られています」
えぇ どうゆうことなの・・・
フェレス・ドクトリンとは
『軍役についている最中に負った傷害について
兵士は軍隊を訴えることができない』
アリシアたちはこの時間を崩そうと必死になるのです。
もっと早い時間から、クラブにいた時から、執拗な勧誘がされてれば・・・
そんな時
イーライのところにマンディが猛抗議していた。
「やったわね、首になったわよ、
私が個人的ウラミで記事を書いてると思われたの。
あなたのせいよ、ペギーバーンを焚きつけて、
私の事、書かせたんでしょう」
イーライ
「ニュースのサイクルは早い。すぐ別のニュースにとってかわる」
母親の方も
すっかり新しい介護人と、うまくやっているのであります。
アリシアたち、懸命にがんばるのですが
その前から続いた時間は・・・
相手弁護士に、打ち破られるのです。
法定
裁判長
ヘリンジャー大尉がおかれた苦境には、
心から同情を述べるのです。
けれどフェレス・ドクトリンは最高裁の見解であり、
問題のあった行為の時刻には、軍の指揮下にあったと認定するのです。
その為、残念ながら責任は免除される、というのであります。
「訴えを却下する」
と判定をくだした。
呆然とするアリシアたち。
残念・・・負けたのです 。
まさしくこれが法の壁であります。
ヘリンジャーはつぶやく
「彼を法定に引っ張り出した。上出来よ!」
行為は認められるも、軍の指揮下では、責任を問われない!
これが法律なのですか?
単純ではない、問題を問いかけていますね。
その一方、ピーターに新しい問題が起こったのです。
応援を表明していた
「マディが、州知事へ立候する」と言うのです。
突然で驚くピーター陣営。
マディはアリシアに近づき、いろいろな情報を得ている。
デマの女性スキャンダルで、
女性票は全部持っていかれるだろう。
金も持っているのであります。
そのうえピーターに
「私の副知事やらないか」
と呼びかけてきたのであります。
なんと、まことに、すごい女でしょう。
アリシアとは友達でいたい、ともいってます。
この女性には翻弄されますね。
信じてよいのでしょうか。
とても面白いですね。
ここまで グッド・ワイフ4 第6回 あらすじでした(^^;
お読み頂き有難うございました。
]]>
MOZU 5話 MOZU ネタバレ 5話 あらすじと感想
5話
なんということでしょう、
アテナセキュリティの東(長谷川博己)・中神(吉田鋼太郎)のバックには
公安警察がついている!?
信じられません
特別監察官警視正の津城(小日向文世)はそう言ったのです。
この巨大な相手では、倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)は
津城のいう「同盟を結び」、協力し合うしかありませんね。
新谷(池松壮亮)は中神の手下に拉致されたのであります。
中神から、ICチップの在り処を教えろ!
と激しく、執拗な拷問を受けるのであります。
が新谷は記憶に無く、言うことができません。
倉木と杉本は事故現場を写した映像を持っている高校生を訪ね、
本部では見たことない、映像を見るのでした。
爆発直後に、少女が何かを見つめている。
その見つめる先にある映像には、
チラッと女がうごいてゆく。
女が歩く後ろ姿のようだが、腰から下の部分しか写ってない。
この映像は公安に、意図的に隠蔽されている、と予想した二人は
この少女に会いにゆくのです。
何か重要なものを見ているかもしれない。
そこは療養施設であった。
少女は絵を書き続けているです。
たくさんの絵をみるも、何にが何んだか分からない。
倉木はヒラめいた
絵を繋ぎ合わせてみると、そこには大きな一枚の絵となった。
それは不気味なものであった。
髪をトガラシ、オバケのような上半身が・・・
その後ろに子供の下半身。
散らばっているのは、まさか・・・人間の手、足か?
女の子は
「オバケを見た、人をバラバラにしてた」という。
えぇ・・オバケだって、何なんでしょう。
よほど怖いものみたんですね。
津城の個人事務所で、防犯カメラの映像から、新谷の拉致された状況を見る。
そこから会う相手の、
フリーライター・中島葵美(有村架純)に、危険が及ぶの警戒するのです。
早速、身柄保全に駅周辺にむかう、倉木・大杉・美希(真木よう子)たち。
一方東も防犯カメラ映像から、新谷がかけた公衆電話での番号を知る。
その番号を聞いた中神は電話する。
・・・葵美に繋がり、
新谷の友人を装って、会う約束をするのです。
事情知らない葵美は騙されるのですね
中神の部下たちに拉致されそうな時、
大杉が救うのです
が、部下たちが追う。
走る車の間をする抜ける・・・
跳ねられそうになる
美希が葵美をつれて、デパート内に逃げ込む。
追う部下たちを倉木が殴り倒す・・・
なおも次々に襲う部下たち、
エスカレーターでの美希の見事なキック・・・
すごい格闘であります。
デパートの外に逃げる美希と葵美
だがついに跨線橋のようなところで、葵美は中神に捕まる。
この時中神が振り回した鉄枠で、葵美は頭から血を流し倒れる。
そこえ倉木が現れる
。
倉木は、まだ癒えてない傷を負っています。
充分に力発揮できるのでしょうか
必死に中神を突き落とす
中神はアーケードの天井破って落ちるのです。
すごいリアリティ
逃げと格闘シーン
その連続・・・連続
スピード・・・スピード
すご~い。
葵美はすぐに救急車で病院にはこばれる。
情報を聞き出したい倉木だが、
医師から明日まで待て、と言われるのであります。
倉木は食堂で妻の友人
メンタルトレーナー・来栖利理(奥貫薫)に会うのです。
利理は、
「千尋に相談をうけており、娘の死を受け入れられないでいた。
自宅訪問した時、憔悴しており、入院をすすめたが、頑なに断った。
私が娘殺したの!といっていた。
がそれは大きな意味でそう言ったのでしょう。」と話すのでした。
倉木「妻は夢について話してませんか?」
利理「毎回同じ男が夢に出てくると」
激しい動きのあとには、昔の妻をおもう倉木の静かな苦悩。
静と動の微妙に混ざる展開であります。
病院に忍び込む、中神の部下の姿が・・・
あぶない
葵美が拉致されるのか・・・
ここまで MOZU 第5話 あらすじネタバレでした(^^;
閲覧ありがとうございます。