相棒12 第17話 あらすじ・ネタバレ ヒーロー 無理心中

第17話「ヒーロー」

ヒーローは誰だ！

無理心中とは何だ！

右京（水谷豊）と享（成宮寛貴）は昼食をとった後、

「火事だ～！」の叫び声を聞き、ビル火災の現場に急行し、救出作業に加わる。

上の階で煙の中にいた女性を、一人の青年が、抱きかけるようにして階段を降りてきた。

救出されたのは、企業訴訟を扱う弁護士の里美麗子（松尾れい子）であった。

麗子はお礼を言おうとしたが、

救助した青年はその場から姿を消してしまった・・・。

麗子は

「お礼を言いたいので探してほしい」と右京に頼む。

右京らは現場に残された「富士の湯」の手拭いから、

青年を見つける。

が青年は

「助けた覚えはない」と逃げるように去って行ってしまう。

なぜ青年は人助けをしたにもかかわらず、

　　　　　　　　認めようとしないのだろうか？

翌日、IT企業の経営企画部長・轟（大内厚雄）の死体が発見される。

捜査一課の伊丹（川原和久）らは、轟の携帯の最後の着信である

杉本竜也を疑うのだった。

新聞は、弁護士を救った「謎のヒーロー」と報道していた。

右京と享は麗子に、青年が認めようとしない状況を説明していた。

その時、

青年本人から、電話が入る。

青年は杉本竜也（岸田タツヤ）と名乗るのでした。

三人は竜也のアパートに向かった。

右京は

「否定しながら、こんどは何故認めるのか」と問ただす。

竜也は

「印刷工場で働きながら、大学の法学部をめざしている」

と答える。

救けた方が弁護士と知り、何か援助をして貰えるかもしれない！

と思ったらしい。

そして部屋の様子に浮かない顔の右京。

そこえ伊丹らが来て鉢合わせ。

殺害された轟の、携帯で最後の着信者である竜也から、

事情を聞きたいと言う。

竜也は

「間違い電話をしただけ」と答える。

麗子も擁護する。

麗子は竜也に

「うちの事務所で、アルバイトしないか？」

と誘い、すぐに応じる竜也。

右京は

「弁護士を助けた人物だと名乗り」で

直後には

「殺人の疑い」をかけられる、

この偶然性に大きな不審を抱く・・・

竜也は、ヒーローか？

殺人者なのか？

右京は轟の殺人事件を調べる。

島巡りのツアー運営「スターリゾート」の平営業社員の轟が、

IT企業の経営企画部長にいきなりなっていた。

何かあるのではないのか？

一方、伊丹たちは、

轟が持っていた名刺から

菅井修二を知り、

その聞き込みから、「間違い電話ではない」との確信をする。

右京は竜也をたずね、調べた経歴をのべる。

「印刷工場の仕事がきつく、同情をえようとした」との返答。

そのタイミングで伊丹が来るも、またもや麗子に抑えられる。

その頃

享は「メディアステップ」「スターリゾート」は両方とも沼田社長の会社だと知る。

その夜、享は情報を入手してきた。

「スターリゾート」が、3年前に「伊豆大島沖クルーズ事故」を起こしていた。６人死亡したのだ。

事故の船長は上田である。

その会社側弁護士が麗子だったのです。

この弁護で一躍有名になったのだ。

調べていくうち

「スターリゾート」は上田を酷使しており、上田の妻によれば

「疲れ果て気力を無くしていた」

と聞く。

右京は

クルーズ事故は無理心中では？

と疑念を持つ！

右京の追求に和田社長は、無理心中を認めた。

証拠になるメールの存在を隠したのは、

麗子弁護士だという！

何故なのか？

・

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・

轟が殺された夜のこと、

竜也は轟から「無理心中」を白状させる。

殺そうとしたが・・・できない・・！

では誰が犯人なのだ！

その後、竜也は麗子を呼び出し、

「僕はヒーローじゃない」

と真実を言うよう問い詰める。

そこえ、ナイフを手にした人影が・・・

右京と享が駆けつけ、人影を逮捕する。

その人影は・・・？

被害者の父親である

　　　　　　菅井修二であった！

その吐く言葉は

「娘の死を餌に、出世したのは許せない！」

右京は

「あなたのやり方は間違っていた」とはねつける。

ヒーローは、

麗子と竜也がお互いが、「ヒーロー」だったのだろう！

「無理心中」を主導したのは沼田社長だった。

麗子は、「スターリゾート」が

倒産しないようにして、

被害者への賠償金を払えるように、協力したのである！

この説明が納得いくように、ストンとはこなかった！

ここまで第17話のネタバレでした。

　　　　第18話はこの次にて^^;

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